若年層の望まぬ妊娠が問題となっている中国にて、またもや凄惨なケースが報道されました。
12歳から実の祖父に性的虐待を受けていた少女が妊娠、発見時は既に7カ月が経過し、産むしかないという状況に追い込まれています。

■祖父のせいで妊娠
中国・河南省に住むこの少女は現在15歳。地元の支援団体に母親同伴でやってきた彼女は、12歳の頃から祖父に性的虐待を受けていたと告白。現在妊娠7カ月で、既にお腹が大きく膨らんだ状態であると報じられました。
 
少女の母親は長きに渡り他の省へ出稼ぎに行っており、やっとの思いで親子で暮らせるようになったところ娘の妊娠が発覚。「相手は一体誰?」と何度も問いただしたところ、ずっと面倒を見てくれていた祖父による虐待で出来た子供であることがわかったとのこと。

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■相談を反対?
少女の父親は、自分の父が性的虐待をしていたことに大きなショックを受けたそう。ずっと家族だと思っていた人がとんでもない欲望を娘に向けていたことがわかり、怒りを露わにしていたのだとか。
 
しかし、父親はこの件を公にしたくない旨を話し、「家族内で解決したい」と断言。母子が支援団体に相談へ行くことを最後まで反対していました。父親なりの面子があるのでしょうが、とんでもない話です。

■母親は堕胎を拒否
話によればこの「祖父」は少女と血縁関係がなく、家庭の事情が複雑だと踏んだ団体は堕胎の選択肢があると母親に提案。少女の将来を考えても、このタイミングで子供を産むことは最適ではないと持ち掛けたのです。
 
しかし、母親はこの支援を拒否。妊娠から7カ月という時が経っているため、堕胎手術にもそれなりのリスクがあることから少女の体が心配になったのではないかと推測されました。

■祖父はもちろん逮捕
現地の公的機関はこの通報を受けた後、すぐさま病院及び裁判所、そして警察と連絡を取り合いこの「祖父」を性的虐待の疑いで逮捕。詳しい証拠をあぶりだす為尋問が行われているそうです。
 
少女は現在母親と同居しており、未だ堕胎を拒否していると報じられていますが相手が未成年であることからこれ以上の情報は公開できないとのことでした。
 
これからの事は母子に決める権利がありますが、少女がなるべく傷つかないような結果となりますように...。

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