生活を監視され、ときには嫌がらせを受け…と卑劣なストーカーに怯えた経験はないだろうか。14日放送の『奇跡体験!アンビリーバボー』(フジテレビ系)で明かされた「恐怖のストーカー男」に悲鳴が相次いでいる。
 

■元カレからストーカー行為が…


2015年、イギリスに在住の事務員のアマンダさん(40)のSNSに、元カレから「この尻軽女」といった中傷のメッセージが届く。外出しているときも「きょうもとってもセクシーだ」「隣の彼、君の好みだね」と、監視するかのような文面が送られてくるという。

さらに、家にいるときも夫と娘に過去の恋愛遍歴をバラすといった内容が。彼女は怯えてしまい、夫(40)に相談する。夫は元カレに反撃のメッセージを送り、元カレのSNSをブロック。それからは毎日職場へアマンダさんを車で送迎するなど、頼れる夫ぶりを発揮した。

しかし、また別の男のアカウントから同様のストーカー行為がおこなわれることに。警察に相談することも考えたが、監視されているため報復を恐れ、アマンダさんは1年半もの間ストーカー行為に怯えた。

 

■まさかの犯人に衝撃


ある日、空港で娘と過ごしていたところ、いつものようにメッセージが届く。しかも、そこにはアマンダさんを盗撮した写真が。耐えきれなくなったアマンダさんはその場で警察に電話し、写真を転送。後日、警察から「犯人を捕まえた」との報告が届いた。

なんと、犯人はまさかの夫だった。夫は元カレになりすまし、アマンダさんに嫌がらせをしていた。

じつは、アマンダが働き始めた理由は、電気技師の夫の仕事がうまくいかず生活を支えるためだった。しかし、そんな状況に夫は「自分に失望しているのではないか」と不安を抱き始め、本心を聞き出そうと元カレになりすましていた。

 

■嫉妬と怒りで行為がエスカレート


その後、元カレと親しくやりとりするアマンダさんに嫉妬心が芽生え始まる。さらにアマンダさんに「キミは幸せかい?」と質問したところ、現在の生活の不満を話してきたことからさらなる嫉妬と怒りが湧き、ストーカー行為に及んだという。

そして、アマンダさんから頼られることに快感をおぼえた夫は、自尊心を保つため犯行をエスカレートしていったよう。その後の裁判で夫は最後まで無罪を主張したが、懲役3年6ヶ月の有罪となった。

■「めちゃくちゃ怖い」「何言ってるかわからない」


愛が憎しみに変わってしまった悲劇の事件に、ネット上では「怖すぎる」「鳥肌やばい」と悲鳴があがった。