いままでで一番印象に残ってるエイプリルフールの出来事おしえて!

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おもしろい話かなぁ。
あれはオレが小学2年生の4月1日のことだった。
4月1日、そうエイプリルフール。

エイプリルフールは世間一般にウソついても良い日ですよね?
あの4月1日、小学生のオレは新学期が始まるので、
父親に促され髪の毛を切りに近所の床屋さんに出かけたのでした。
床屋さんの前まで行ったけどなぜか回転灯が回っていない。
お店のドアにもカーテンがかかっている。
まあ、一般的にいえば休みってことです。
でも、その時のオレは違ってた。

『はは~ん、さてはエイプリルフールだからって休みのふりだな』
『絶対に騙されないぞ』
と、子供心にエイプリルフールなんかには騙されないと
固く誓ったのです。
ドアをドンドン叩き「おはようございまーす」
中から床屋のおっちゃんが出てきました。
おっちゃん「おう、H君どうした?」
オレ「髪の毛切って」
おっちゃん「今日は休みだよ、くるくる回ってないだろ?」
『だまそうってったってそうはいかないんだ』
オレ「そんな子供にうそついちゃだめでしょ」
おっちゃん「ああ、エイプリルフールだからな。
  でも本当に今日は休みだよ」
オレ「だまされないよーだ」

相当なクソガキに見えたことでしょう。

おっちゃん「本当に休みだから、お父さんに聞いてきな」
オレ「お父さんが行ってこいって言ったの」
まあ、子供ながらに親父は絶対なのです。

おっちゃん「・・・しかたないなぁ」

そう言って、本当に休みなのに髪を切りはじめてくれたのでした。
しばらく切っていると
「すみません、ごめんなさい、今日休みでしたね」
ってえーっ、お父さんそんなんありかぁ。
その時初めて本当に休みだったことに気づいたオレ。
うまく父親に騙されたわけです。エイプリルフール恐るべし。
親父が、休みなのをわからなかっただけだけどね。