<JR臼杵駅>「う♡」で「うすき」と呼びます

 

若者の観光客誘致に取り組む大分県臼杵市は、JR臼杵駅の案内板に「う♡(すき)」という駅名を記したユニークな案内板を設置している。市などが情報発信している「う♡(すき)プロジェクト」にちなんだもので、「観光客や通勤、通学の人に臼杵をもっと『好き』になってほしい」とPRしている。

 熊本地震や台風18号の豪雨災害の影響などで同市の観光客は減少傾向にある。そこで、若者の観光客層を新たに掘り起こすために動画などで特産品などを宣伝する「う♡(すき)プロジェクト」を昨年11月に始めた。3年計画で、今年度は特産の「ふぐ」を中心に魅力を紹介している。

 その一環で、2番ホームにある案内板を利用。案内板のスペースはJR九州大分支社から無償で使用許可を受けた。縦90センチ、横120センチに「うすき」の駅名が赤いハートマークを使って描かれている。2020年3月末まで展示の予定。