こんにちは
約1万年ぶりのブログ更新です
こんな干からびたブログなのに
ちょいちょいフォロー通知が来るのが
謎で仕方ありません
今はInstagramしかほぼ開いてないので
もし良ければそちらもフォローしてもらえたら嬉しいです
そんな私がなぜ
1万年ぶりにブログを更新したかというと
大好きなカウンセラー
ぐりちゃんが『キャッツ』静岡公演を
観劇してくれたとのこと🥰
その中で観劇中に疑問に思ったことを
あげていてとっても面白かったので
私の分かる範囲で答えてみようかと
※一個人の意見です。現在劇団四季と私は一切関係ありませんので悪しからず。
以下青字がぐりちゃんブログからの転載です
★観ていてふと頭に浮かんだこと★
さてさて。
わたしは観劇中、
いろんなことを妄想してしまいました。(笑)
(先に言っときますが、
劇団四季ファンのガチ勢のかた、
ごめんなさい。ゆるして〜)
===ワシの妄想====
・みんな身体を鍛えててすごいなぁ。
私だったら、猫の動きを真似するだけでグキッと肉離れ起こしたり、筋肉痛になりそう…
→稽古当初は筋肉痛になると思う
慣れてきたら筋肉痛はおさまるけど、猫の姿勢でだんだん頚椎がおかしくなってくるらしい
・あの大きな舞台装置、どうやって静岡まで運んでいるんだろう?
→分解してトラックに詰めて運んでいます
・すごい経費がかかりそうだ。
→正確な数字は分からないけど、最初に一括で上演権を購入出来た演目と、上演のたびに何パーセントか版権元に支払わなきゃいけない演目でだいぶ利益に差はあるらとか
・悪役猫が感電するシーンの光がめちゃまぶしかったけど、
老朽化した静岡市民文化会館の古い設備で、どうやって電源を確保しているんだろう?
→照明さんの管轄だから分からないなぁ😂LEDのおかげで昔より少ない電力で強い光を作れるようにはなってはいそう🤔
・静岡市民文化会館のブレーカー落ちないのかな?
別で発電装置みたいなものを持ってきてるのかな?
→計算して劇場と演目を選んでいると思うけど、もしかしたら予備の発電機もあるのかも
旅公演で舞台と楽屋が同じブレーカーの劇場をお借りする時は、楽屋で乾燥機・ドライヤー・アイロンの稼働数を気をつけるように言われているので、過去に落ちたも劇場あるかも(笑)
・感電シーンの閃光の点滅がまぶしすぎて、
ポケモンショック(光過敏性発作)になる観客がいないか心配…
→聞いたことはないけど、確かに苦手な人はいそう
私はオケの音量が大きすぎるなって思うことがある
・最後のスモークが焚かれるシーンで、スモークの真下にいた猫役の出演者が、呼吸苦しくならないか心配だった…
→確かに😂踊りながら歌うのに慣れてると多少低酸素でもイケルのか?😇
ちなみにライオンキングは液体窒素が床から噴射される穴がいくつか空いてるんだけど、立ち位置ミスるとモロかぶりしてまあまあ危ないです😇
・舞台装置がうまく動かなかったりトラブルが起きて、昔のドリフみたいに、火薬が爆発するとか火事になることか、ないんだろうか?
→スタッフさんが毎公演前に入念にチェックしてくれているのでほぼほぼないけど、まれに舞台装置が動かなくなることも無くはないです。舞台監督から各スタッフさんにインカムが飛んで、速やかに俳優に知らせてくれます。通常の動きに支障があって対処を考える時間がある場合、ダンスキャプテンが変更を指示。舞台上でトラブルが起きてしまった時は各自の判断で対処しますが、その場面で誰に何をすれば台本通りに物語が進行するかという軸が通っていれば、案外焦らずいられます。何が起きても観ている人の意識を物語から外させないことが大事。ショーマストゴーオンです。
・私があのピタピタの猫レオタードを着て、舞台に紛れて踊ったらどうなるんだろう?(笑)
鍛えられた身体の人たちの中で、一人だけタプンタプンの身体で、たぶん大爆笑間違いなしだな…
→歌メインの猫は実はタプタプの人もいるから、ワンチャン紛れられる
・女性出演者、あのピタピタの猫レオタード、生理の時とかどうしてるんだろう?
あんな激しい動きをして、漏れたりしないのかな?キツいだろうなあ。
→タンポンとか月経カップ+おりものシートで食い止めていたよ
私の時はまだなかったけど今は給水ショーツ使ってる人もいそう
あといわゆる膣トレ的な筋肉がやっぱり強いのかなそもそも🤔
・舞台で見つめ合って歌うシーンで、相手の口が臭かったらどうするんだろう?
あんな間近で歌って、「うわっ!コイツ、口クサッ!!!」って思うことないんだろうか?
→タバコ臭かった先輩はいた
あと日によってコーラスしてて昨日誰かニンニク食ったやろ!😫な事はあったけど、加齢臭的な口クサは案外なかったので、発声でよく口を動かしてると唾液が良く出て口臭予防になるのかもしれぬ
楽屋でみんな歯磨きよくしてるし
体臭の方がどうにもならない感あった
あと本人じゃなくて衣裳にしみついてる臭いとか😇
それを気にしすぎてもはやファブリーズの原液の臭いした先輩もいたな…🙃
・猫レオタードが汗まみれでびしょびしょになって、洗濯が大変そう…ベタベタで脱げなそう。
→そんなワケで洗濯は大変🫠基本新人ちゃんのお仕事
オッサンの汗まみれと一緒に洗わないでくれ…むしろ自分で洗うから持って帰らせてくれ…と思っていた
キャッツは一役2枚ずつレオタードがあったと思うから、2回公演の2回目でもびしょびしょのは着なくて大丈夫
あと傷み防止のため基本的に裏返しで洗濯するので、脱ぐのは案外楽かも
・なるべく目を逸らすし、なるべく考えないようにするけど、やっぱり股間を見ちゃうよね(笑)…私だけ?(笑)
→あるある
・万一、一生懸命めっちゃ集中して演技してて、コーフンが最高潮に達して、股間が勃ってしまったらどうするんだろう?(笑)
プロテクター的なものを、つけてるんだろうか?!
→通称サポパンなるものを履いてらっしゃるよ
最初から上向きにして収納してると思われる
基本舞台に立つ人はタイツじゃなくてもみんな履いてると思うから、みんなの推しも履いてるよ
夢を奪ってごめんね!
・キャスト同士で嫌がらせとかないのかな?
小道具が無くなったりしない?
「あれ…私がここに置いたはずの、小道具がないっ!」とか、仲間と手をつないで歌うシーンで、手を引っ込められたりしたら怖い。ぞぞーっ。
→相手や時と場合によって態度が変わったり、並んで踊るのにものすごーく気を遣わなければならない気難しい先輩などなどはいました
小道具はみんなの目につく場所に定位置が決まってる場合がほとんどだから無いかなぁ
・重要な小道具が壊れたらどうするんだろう?(劇中で猫が会場を照らす懐中電灯がもし壊れて点灯しなかったらどうするんだろう…)
→装置と同じようにスタッフさんが毎回チェックしてくれて、俳優も出番前に自分でチェックしてから出るけど、舞台上で突然壊れてしまったら、これもいかに物語の進行に支障をきたさずに自分の役を全うするかに全集中力を使って対処します🥹(懐中電灯の場合だったら、全員が“点灯してる”と思い込んで意識を集中させれば、お客様には点灯してない事が気にならなかったり、点いてるように感じられる場合もあります。そもそもが“猫である”と思い込んで舞台に立っているのと同じ感覚で、トラブルがない場合より良い芝居になる事もあります)
・出演者は一握りで、この裏には、舞台に立てない見習いの人たちも大勢いるんだろうなあ。
→キャスティングされても出演に至らない人
キャスティングされない人
入団できない人
オーディションを受けられない人
…舞台に立てるだけで本当に有難いことですね
もちろん私もキャッツに憧れがありましたが
シラバブ、ジェミマ、カッサンドラ、ジェリーロラム、ディミータ
キャラも条件も全然違うのに
どれも「似合いそう」「やってそう」と言われ
どれを目指せばいいんじゃ迷子になって
どれにも到達できませんでした😂
やらせてもらえるなら何だってやるとは思っていたけど
誰が何と言おうとこの猫がやりたい!!
という熱意が足りなかったとも言えますね
演劇の世界は
見た目×声質が「かわいい系」とか「カッコイイ系」に一致して
突出してることが役をもらう上でけっこう重要
私のように
わりとどっちにも振れまっせ
というタイプは
選択肢が広すぎてピッタリな役を見つけにくいし
選ぶ側もこの人にやらせたい!
ってなりにくい気がします
とはいえ
へんちくりんな役でも
なんかこなせちゃう
が私の才能なのだ🤪少年とか、草とか
・みんな、明日は筋肉痛で動けないんじゃないかな?それとも、交代要員がいるのかな?
→出演レベルまで行ったらもう筋肉痛にはならないかなぁ…疲労は普通にたまる
1週間ごとにシフトチェンジします
ライオンキングは数年ぶりに出演すると筋肉痛になる
・千秋楽まで体力がもつのか、ローテーションでやってるのかな?
→数週間〜数ヶ月単位で交代するのが普通だけど、他演目との兼ね合いで交代要員がいない役の人は皆勤賞になる場合も😇もつのか、というか、もたせる
・出演者さんはどこに泊まってるんだろう?アソシアかなぁ?
→どこだっけな
私は静岡公演はご縁がなかったのです🥲
・ 「ああ、今日は相手役があの人かぁ…最悪!」なんてことがあるのかな?
→嫌がらせの下りの通り、気違うなぁレベルはありました
言うても私は上演中一瞬のからみがほとんどだったけど、一曲歌う相手とか、台詞のやり取りが多い主役級同士の相手役と相性悪いのはかなり辛いだろうな
・衣装チェンジとか、たくさんの小道具はどうやって管理しているんだろう?
小道具や衣装が足りなくなるトラブルって、無いのかな?
「俺の靴がB男のと置く場所、逆だったぞ!小さくてキツかったじゃないか!」とか。
出演者同士でトラブルが起きていないか心配。(笑)
→衣裳・小道具は置き場所が全てキッチリ決まっていて、使う直前に取って終わったらすぐ定位置に戻す
裏に大きく役名が書いてあったり、セッティング位置も毎回同じ場所に決めるので紛失や間違えはほぼないかな?
早く着替えなきゃいけない時は出番前に衣裳を効率よく着れる形にセッティングしておきます(抜け殻から逆再生して着る感じ)
基本は一人か、共演者同士で手伝い合いながら着替えるけど、スーパー早替えのときは衣裳さん・床山さんが介錯してくれます
ハイエナの前脚が他の人と入れ替わってた事はあった
私は高さと角度をカスタムしてたから気づいたけど、アンサンブルはほぼ全部同じだから問題にはならないレベルだけど、疲れてたらイラっとする(出演者同士じゃなく大体スタッフさんのセッティングミス)
予備がある小道具もあるよ
・妄想出演者:「おばあちゃん!静岡公演みにきてね!黄色い猫が私だよ!後半で歌うからね!」
→あるある
妄想お婆さん:「あたしゃ、どれがお前かわからなかったよ〜。ごめんよう。なんだかよくわからなかったよ〜。」と祖母に言われそう。
→あるある
・この出演者の人たちは、小さい頃からバレエやダンスを習ってたお金持ちの家に育った人たちなのかな?
→女性はそういう人が多い
男性は母数が少ないけど役の数は多いから、大人になって始めた人でもけっこう仕事になる
・静岡市民文化会館の座席が狭すぎて、もし隣に汗だくの大きなおじさんが座ってたら最悪だったなぁ。(幸い、女性でホッとしました)
→こればっかりは運ですな
前の人が前のめりになって観にくい、後ろの子供が座席を蹴る、とか不運は時々あるけど、変えられる行動は劇場クルーさんを通じて注意してもらっても良いと思います
おじさんは小さく出来ないからほんと困るね🥲
・・・・・そんなことばっかり考えてました。(笑)
・・・ほんと、どうしてるんだろう?
誰か教えて〜(笑)
いやあ面白いね!
書きながら色んなこと思い出して楽しかった!
読んでる人も面白いのか分かんないけど
どうだったかな?
キャッツは観るときどきで
感情移入する猫が変わったりするんじゃないかな
グリザベラに共感できたとき
大人になったな…って思った😌
分かるような分からないようなストーリーと
ロイドウェバーの中毒性のある音楽が
何度観ても飽きさせない魅力なのかな
深く考えながらも観れるし
ただただ楽しんで観ても良い作品
そして『ご当地ゴミ』を探すの
私も大好きです
小道具さんて本当にスゴイ
ミスやトラブルがあったり
人間同士だから
考えが合う合わないは
どうしてもあるけど
それも生身のライブの良さだし
お客様に良い作品を届けたい
という想いで団結している限りは
何があっても大丈夫なんじゃないかなと思う(何様?)
ではまた1万年後に( ´ ▽ ` )ノ