さてさて
今日は久しぶりに姫ちゃんのお話です。
姫ちゃんは相変わらず
ほぼ毎日ディへ通って
ドライブに連れて行ってもらったり
お散歩をしたり
まったりと音楽を聴いたり
足湯したりと
彼女にとって一番良いと思われる
プログラムや課題をルーティンとして
過ごしております。
彼女はあまり自分を主張しません。
大体、言われるまま、導かれるまま
車に乗ったり、お散歩したりです。
そしてご機嫌なのか
機嫌が良くないのかは
顔の表情や声のトーンですぐ分かります。
ご機嫌の時
一人でニコニコ、時にゲラゲラ。
周りの人はご機嫌の表情や笑い声に
思わず一緒に笑顔になります。
不機嫌な時は大体が
お腹が空いている時。
食事をしてお腹が満たされてくると
ご機嫌になって大きな声も出てきます。
姫ちゃんを介護してくれる
職員さんもいい人達。
そんなささやかで穏やかな楽しい時間を
過ごしている姿を見ると
「これが幸せというものではなかろうか?」
と思ったりします。
姫ちゃんが生まれる前から
生まれての数十年は
本当に奈落の底に突き落とされたような
感覚でしたが
今は姫ちゃんが生まれてきて
沢山のことを教えてもらって
今ではとても穏やかで落ち着いた毎日を
過ごしていて
「幸せだなあ。」
と、心から思います。
姫ちゃんがいるために
遠出の旅行や
夜にレストランで食事とか
乗馬も最終レッスンギリギリで
いつも騎乗した馬をそのままにして帰ったり
(指導員さんが代わりにお手入れしてくれます)
と、行動に制限があり
もし姫ちゃんが健常だったら
もっと自由に行動出来たのかな?
と思うこともあるけれど
現状はまずまずの満足度です。
最近は障害者に対する理解は
少しずつ増え良くなってきていると
思っていたので
ちょっとショックな記事が
新聞に出ていたのは驚きと少し暗い気持ちに
なりました。
その記事の見出しは
「障害児を暖かな家庭へ」
出産した後、障害がある子供を
両親が病院からの受け取りを
拒否するという内容でした。
私も姫ちゃんが生まれた時は
奈落の底に落とされたような気持ちになり
それはそれは苦しくて苦しくて
大変辛かったので
拒否したくなる気持ちは充分分かるのです。
が!
メチャクチャ無責任に
聞こえるかもしれないけれど
たぶん大丈夫。
何故なら
貴方が産んだのだから。
貴方達の子供だから。
です。
たしかに
差別や偏見に苦しむこともあるし
障害故に色んな弊害や迷いなどが
大きくのしかかってくるかもしれない。
その道は茨の道なのかもしれない。
けれどね、
大丈夫なのです。
成長という言葉は合っているのか
分からないけれど
親が成長するに伴って
いつか茨の道は舗装された道になり
奈落の底は
支えてくれる人達がいる
暖かい場所に変わります。
私が年老いて
姫ちゃんが誰かの手に委ねられても
たぶん大丈夫。
だって姫ちゃんだから。
今の殆どのお年寄りは
介護してくれる人達に支えられているしね。
きっと不安でいっぱいだから
障害児の受け取り拒否をされる
両親には
もっと両親を支える人達がいたらいいのに。
道筋を立ててもらったり
励ましてもらうだけで
選択が違ってくるかもしれない。
少しずつ少しずつ
障害に対する理解が
もっともっと社会に広がることを
願ってやみません。

