AV機器   以前テレビでサイエンスクリエーターの米村でんじろうさんがやってみせたものです。テレビを見ていて、やられたーと思いました。同じことを考えていた訳で  はないのですが、CDを使って光を暗闇の中でCDに当てたらどういうふうになるだろうと思っていたからです。テレビを見ていて美しい虹色の輪が出現したの  でびっくりしました。さすがでんじろうさん。CDは普通なかなか集まれないと思いますが、パソコン雑誌に毎回付録で付いてくるので、私の手元には数10枚  あります。家電販売店やパソコンショップなら、格安のCDが売っているので、そういったものを使えばあまりお金がかからないでできると思います。実際の美  しさは写真の10倍くらいです。
100円ショップのコマ(道具・材料)
        100円ショップで売っている民芸品のコマか大きなビー玉・段ボールカッターかはさみ、使わなくなったCDか格安で売っているCD、段ボール板かベニヤ板、両面テープ
構造図簡易コンパスを作る円を描く(製作の手順)
        ①段ボール板かベニヤ板を円形に切ります。段ボールは、段ボールカッターで切ると切りやすいです。  100円ショップでも売っていますが、ホームセンターで売っている段ボーカッターのほうが、値段は高くなりますが切れ味はいいです。ベニヤ板の場合は、糸  のこか電動ジグソーで円形に切ります。円の大きさは大きくなるほどCDをたくさん敷き詰めることができますが、その分段ボール板もベニヤ板もおおはさみで段ボール板を切るCDに両面テープを貼る直径60センチ弱の円盤ができたきくなってしまうので、適当な大きさで・・・。今回は直径60㎝位です。
       
        ②段ボール板の中心にカッターナイフでで十字の切り込みを入れます。ここに大きなビー玉を入れるわけですが、切り込みが大きいとビー玉が抜けてしまうので、小さくしてビー玉を入れて試してみてからドライバーで穴をあける調  整するといいでしょう。こまを入れる場合はこまの軸になる部分が通ればいいので、小さな十字を入れるか、穴をあければいいでしょう。こまもビー玉も板を回  転させて板がふらふらと回らなければ、OKですのでボンドで固定します。ベニヤ板の場合は、電動ドリルでビー玉よりも小さな穴をあけてビー玉を差し込んで  ボンドで固定します。
       
        ③CDを左の図のように貼っていきます。両面テープで貼っていけばいいでしょう。
        ④円盤の中心に大きなビー玉を取り付けるか、100円ショップで売っている民芸品の大きなコマを円盤の中心の穴に差し込みます。回してみてふらふらしなければ完成。
     
        コマにボンドをつけて円盤の板に貼るコマを貼り付けた様子虹色⑤部屋を暗くして円盤を回転させたら、懐中電灯の光をCDに当ててみます。当てる場所を変えて一番きれいに光るところを探します。(真上から当てるのが一番良い感じです。)
 CDの虹色円盤のミニ
虹色の帯回転中CDが4枚の虹色こま 上の円盤は100円ショップのコマを使いましたが、今回は100円ショップのダボを円盤の中心を十字にカッターナイフで切ってさしこんでいます。
        使っているCDの数は4枚です。3枚以下になると虹色は難しいです。
 CDを並べやすくする☆
全体像CDを貼ったら☆をはずす 円  盤状の板やシートにCDを貼る際に、私たちは実際にCDを並べてみてこんな具合かな?・・とみるのですが、障害のあるお子さんたちの場合は、私たちのよう  な加減が難しいので、円盤の板やシートの中心と☆の中心の穴を千枚通しや串で通してから、裏に両面テープを貼ったCDを☆型に合わせておけばちょうどいい  所に貼れるというものです。
        ※おもちゃ図書館の工作で、障害のあるお子さんたちが作りやすいようにしたものです。

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