私たち『創』広報班は先日、学部長である西村先生の元へ取材に訪れました。

そこで私たちは色々なお話を聞きます。

その取材の様子を今回から2回にわたってお届けします。

今回のテーマは「何からでも学ぶことができる」です。

 

―何からでも学ぶことができるとはどういうことでしょうか

学ぼうという意思があれば、全てのことが学びにつながるということです。

意思を持って考え、行動する。それが大切なことです。

 

―意思を持って、ですか

例えばボランティアをしたとするでしょう。それを就職活動でアピールするとき、ただボランティアをしたという事実だけでは意味は薄い。そこでなにを学んだかが大切なことですね。

なにも意識せず、ただ漠然とこなすだけでは学びになりません。逆に学ぼうと思っていれば、何からでも学ぶことができるのです。

 

―なるほど。しかし、意思を持つというのは意外と大変ですよね

その通り。途中で折れないために大切なことがあります。なんだと思いますか?

 

―なんでしょう?

こうなりたいという目標を見つけることです。目標を見つけた後に5年後、10年後の自分を想像し、なにをすべきか考えます。すると自然と学びに意思が生まれるはずです。

少し話が変わりますが、何人で協働して何かをするとしましょう。その時、どんな力だ必要だと思いますか?

 

―コミュニケーション能力は必要ではないでしょうか

コミュニケーション能力は必要な力の一つだね。それと同じくらい大切な力もある。傾聴力だよ。

 

―傾聴力ですか

相手がなぜその主張をしているのか、あるいは主張をしないのか。その理由を考えるために傾聴力は必要だね。それと多面的に物事を考える力も大切なことだね。

 

―多面的に物事を考える力がなぜ協働に必要なのでしょう

協働には色々な人が関わる。その人たちに自分の意見をわかってもらわないといけない。そのために自分の意見や他人の意見を別の面から見直すことが重要だからだよ。

 

―多面的にみる難しいですね

確かに自然に身につけるのは大変かも知れませんね。でもちょっと意識してみてください。何かが起こったときあの人ならどう考えるか。この出来事には別の見方はないか。何事もそうやって考えることを一つの習慣にすれば自然に力はついていきます。

 

―意思を持てば何からでも学ぶことができるということですね!

確かにその例の一つだね。学びはすべて結びつくのだよ。これからも色々な経験をして、色々なことを学んでほしい。

 

―はい、頑張ります!

 

次回は引き続き西村先生のお話です。

学部長から学生へのメッセージをお届けします!



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写真は西村先生にインタビューしている筆者