会えないことへの不満なのか

ある日、彼と電話をしている時に

ケンカをした。

たわいのない会話の中で、

彼が不機嫌になった。

 

何その言い方?

別に…

 

段々と怒り出す彼。

 

言いたいことあるなら言えば?

何もないよ…

 

彼が怒りだす。

自分の主張を話しだす。

そんな話を聞きながら

私も腹が立ってきた。

 

だったらもう連絡しないでいいよ~

もう終りに…

 

そう言いかけると

 

そんなに簡単に終わってしまうの?

 

その方がいいんじゃない?

そんなに怒っているなら…

 

もう切るね。

うん…わかった…

 

こんなに簡単に終わってしまうの?

何がいけなかったんだろう…

お互いの会話の中で、

何か気に障るようなことを言っただろうか…

 

そんなことを振り返りながら

彼との会話を思い出す。

彼は私に良く電話をくれた。

 

麻美~お疲れ様~

 

私は、そんな彼に甘えていたのだろうか…

私から電話をかける時はほとんどなかった…

 

ごめんね。

いつもありがとう…

 

心の中で思いながら、楽しかった会話を思い出す。

 

もうこれからはないんだね…

 

出会って日が浅いせいか

たまに会話がかみ合わない時がある…

お互いに感情ばかりが出てきて

ケンカになるんだね。

 

彼には私なんかより、もっとふさわしい人がいる…

もっと若い人と恋をした方がいい…

彼は外見こだわる人みたいだから…

 

そんなことを思いながら

私から連絡を取るのはやめよう…

これをきっかけに、もうやめよう…

そしてこれがお別れになるのならそれでいい…

 

いつか終わる恋なのだから…