「彼氏に振られて過呼吸になりました。」
「彼女に別れを言われて病んでいます。」
「失恋して生きる希望をなくしました。」

解ります、解りますとも!あなた達の苦しみ!!

でも、本物の地獄の苦しみをあなた達は味わった事がありますか?
愛する人を失う本当の恐ろしさを知っているのでしょうか?
自分は何も悪くないのに、いきなり襲いかかる不幸に平穏な日々を一気に奪われた体験した事がありますか?

私はとある料理屋の女将さんと週に一回仕事をしています。
その女将さんは私よりも少し若いお嬢さんがいらっしゃいます。
女将さんは二人の孫が自慢で、私にも良く写真を見せて目を細めていらっしゃいました。

もう、一ヶ月くらい前の事でしょうか?
そのお嬢さんが突然、夕食の支度をしている最中に倒れてそのまま病院に運ばれてしまいました。
今まで病院にかかった事もない、とても元気な人だったそうですが、調べてみると脳の血管に異常が見つかり、それを除去するという大手術が行われました。

そんな異常は普通の健康診断でもわかるはずがなく、まさに青天の霹靂状態。
なんと、手術は5回繰り返され、お嬢さんは女将さんが見舞う度に次第に生気を失い、弱って行く姿を見るのがたまらなく辛いとおっしゃっていました。

小柄な女将さんがみるみるうちに4キロ痩せたそうです。
何も食べる気がしない。少しもお腹が減らない、何も食べていないと言っていました。
生きる希望をなくしているとも言っていました。
「姉は励ましてくれるが、私の気持ちを本当の意味で何もわかっていない」と言います。
私は、ついに何も言って差し上げる事ができませんでした。
女将さんは、どんどん衰弱して行くお嬢さんの姿を見て、恐ろしい結末を予感しているのです。それもかなり現実的に!!

本当ならば、今までの苦労が報われて金銭的にもやっと裕福になり、孫も一番可愛い時期で、落ち着いた余生を静かに送れるはずの、この時期の大きな苦しみです。

さあ、未来も希望もある年齢でありながら、失恋したショックで身体に傷を付けようとしている人と、この老い先短い女将さんの苦しみ、どちらが深いですかね?

私は女将さんの悲しむ様子を見て、とても恥ずかしかったです。
先週、辛くて身体がしんどいと実家に帰ってしまい、たった週一の仕事を休ませて頂いた自分が!
私が悩んでいる事や、今まで「辛くて苦しい」と思った事なんて、かすり傷のように思えて来ました。

失恋した人はよく「私は病んでる」と言います。
何ですか?病んでるって!!??どっこも病んでないでしょ?
希望を失って脱力感で何もやる気が出ず、食事すらもできない状態の事を言ってるんでしょうか?
何をしてもため息をついて、思い出す度に涙が出て取り乱してしまう状態の事を言ってるんでしょうか?

女将さんはまったく同じ状況ですが「自分は病んでる」なんて一言も言いませんでした。
だって病気と闘っているのはお嬢さんなんですから。


脳の血管に異常が見られて5回も手術を受けている人の方が、あなたよりもずーっとずーっと病んでいるのです。
気軽に「病んでる」なんて、言わないで下さい!!死ぬ程恥ずかしい!!
そんな自虐的でチンケなセリフで自己演出はやめて欲しいです。

失恋で死にたいと思ってる人は、手首を切るのではなく脳の血管に異常を起こして5回くらい手術して欲しいですね。

そうすれば、女将さんの苦しみの10分の1は理解できるんじゃないでしょうか?
現在、アメンバーがいませんが今の私の状態を綴っています。(^-^;ゞ
特に既婚者に読んで欲しいですね。(^-^)b

万が一、関係者に読まれない為の配慮なので興味がある方は気軽にどんどんアメ申してください。