別れた相手だけとの復縁を頑張ってる人は、実は全然頑張っていない。
そもそも頑張るというのは、好きな事や嫌な事を含めて努力する事だからです。

そして、頑張ること自体に意味はない。
何か結果が出て、その時に頑張ったかどうかが評価されるものです。
頑張っても復縁できなければ、頑張る意味はなかったと言う事です。
復縁活動をして、自分自身が何か学ぶことがあるとしても、「私は頑張っている!」と言う事を主張したり、その事でプライドを持ったり、その事を支えにするのは滑稽な事です。

そして、相手に拒否されている人は、はっきり言って頑張りようがない。
縁は、つながって向かい合う事こそが、頑張りの発揮場所なのです。
つまり、相手と繋がってもいない人に「私は復縁を頑張っている!」と言う資格はないのです。

与えられもしないチャンスのために何の努力ができるのか?
大体、自分にチャンスがあるかどうかも見極められない人が、チャンスを掴めるはずがないのです。

私は今回、Rさんとの復縁、そして今目指しているNさんとの復縁を通して思うことがあるのですが…。

復縁って結構面倒です。終わりも見えません。

私はRさんにもNさんにも拒否されているわけではありません。
それだけで、別れた人に拒否されている人よりは大きな復縁のチャンスはあります。

確かにRさんにお会いして、楽しい時間を過ごしました。
でも、それで復縁したという感覚ではありません。
これからです。
これからRさんと親友付き合いができるかどうかは全然未知数です。

拒否されていないにもかかわらず、縁を繋ぐ事は意外と難しい。
だから相手に拒否されている人は、今すぐの復縁のチャンスは皆無なんです。

復縁成就に「何年かかっても…」と思ってる人がいるかもしれません。
じゃあ、何年かけるつもりでしょうか?

あなたが復縁を願ってる間に、相手はあなたと全然関係ない世界で、自由に生活し、仕事をし、あるいは勉強をし、恋愛をし、どんどん成長して行く。
やがてあなたと全然知らない人と結婚して子供を育む…。

悪い事は言いません。
そこまでして、あるいは命をかける程大切な復縁なんて絶対ありません。
縁って、本当に繋がらないときは繋がらないのです。

「復縁がつまらないもの」とは言いません。
でも、他の大切な物を捨ててまで得る意義があるものでもないのです。
縁がない人との付き合いは、あなたからやる気や行動力を奪い、あなた自身をどんどん腐らせます。

私が、古い友達と復縁を実行してみせていても、自分も同じように古い友人と復縁してみようとやり始めた人は皆無だと思います。
それはなぜか?

あなたには、別れた相手への復縁しか興味がないからです。
でも、縁に興味を持たない人は「この人の縁だけは特別!」みたいな感じで復縁はできません。

そもそもあなたが別れに至ったのも、相手への縁に興味がないから。
縁に興味がない人は、縁を粗末に扱うのです。
「自分はずいぶん反省して変わったからそんな事ない!」と思ってる人もいるかもしれません。
いやいや、自分を甘く評価してはいけない。
例えば、盗み癖のある人が盗まなくなるには、人生を揺るがす程のショックを受けない限り、そして気の遠くなるような時間を経過しないと無理な話。
恋人に振られて手首を2、3箇所切った程度では、人間は決して良い方に変われません。

別れた人との復縁がうまくいってる人も、全然うまくいってない人も、人の縁を大切にすると言う意味も含めて、別れた相手以外の人との縁を育む事を本当にお勧めします。

意外とそこから「本当の自分」と言うのが見えてくると思います。