あっちむいてほい　～不登校からの成長～

あっちむいてほい　～不登校からの成長～

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11Feb
- 不安定を取り戻す
  母も心のエネルギーダウン息子が不登校を選んで、私はとにかく自分を責めた。あの時あんな風に言ってしまったから、あの対応がいけなかったんじゃないかとか。とにかく今までの子育てを全否定して落ち込んで…。過去を責めたって何も変わらないのに、ひたすら泣いて…。自分のこころが不安定だから仕事も上手くいかなくて…。気付いたらいつも自分を鼓舞してくれる推しの曲も聞けなくなっていた。推しのライブが転機一番落ち込んでいた時に、前もって決まっていた推しのライブ。正直楽しめる気がしなくて行こうか迷っていた。でも、行って正解だった。今の私の現状を知っているかのような言葉をかけてくれる。思いを込めて歌う姿。今まで以上にそのパワーが強くて初めて推しのライブで号泣した。ライブ後まもなく発売された推しの新曲。思春期の親子のやり取りを表す歌詞は、今の私と息子にリンクする。このタイミングでこの曲に出会えて、私は前を向けるようになったと思う。
05Feb
- 計画実行！！
  前回のスクールカウンセリングの帰り道での息子との会話から『スクールカウンセリング　3回目』学校へ登校しなくなってからだいたい１～2カ月間隔で学校のスクールカウンセリングに通っています。今日は1年生はスキー学習に行っていて学校には不在。3年生も…ameblo.jp○○市へ行こう計画　実行私もたまたま有給を頂くことができたタイミング。ちょうど息子が好きそうなラーメンのイベントが○○市内で開催されていたのでどうか？会場の近くには息子が行ってみたいショップもあったのでちょうどいいのでは？と誘ってみる。「うん！行ってみたい。市外に出れば学校休んでいること変に思われないもんね。」という発言に、やっぱり不登校という選択を自分でしていながらうしろめたさも感じて葛藤しているんだなと。現在、昼夜逆転とまではいかないけれど寒くてなかなか朝は起きられない息子。この日は「どんな手を使ってでも時間に間に合うように起こして！」と宣言されていたので、寒かろうが布団はがして起こす。普段はそんな風に起こしたら不機嫌極まりないけれど、頑張って起きようとする息子。なんとか時間通りに出発することができました。息子が小さいときは他県に住んでいました。その時は電車大好きな息子のためによくバスや電車に乗っていろんな電車を見に出かけていました。この日は久しぶりに息子と２人で電車に乗ってのおでかけで、座席に並んで座るときの狭さとか、私の身長を超えて軽々吊革につかまることができている姿を見て、あぁ着実に成長しているんだなとしみじみ感じました。ラーメンのイベント会場に到着すると、平日でもすごい人！人気店はすでに行列もできている。「どのラーメンにする？」「あれかな！」「私はこっちのにしようと思うけど、一人で並べる？」「ちょっと無理！」「OK！じゃあ同じラーメンにしよう。私はトッピング追加しようかな」そんな会話をしながら注文したラーメンの出来上がりを待つ。寒空の下で食べるラーメン。温まるし、美味しい。空腹を満たして、息子の行ってみたいというショップへ。店内をいろいろ見てまわり、お目当てのものとは少し違うけれど購入。帰宅後すぐに使用してみたところ、使いやすいと満足そう。いい気分転換になった様子で。帰宅後は近所に住む祖母の家へ顔を出しに行ったり、夕食作りも手伝ってくれました。数日前までは刺々しい表情だったのが、最近は穏やかな表情で過ごすことが増えています。計画大成功！！
03Feb
- 心のエネルギー
  カレーの日にカレーを作ってから、息子に少しずつ変化が『カレーの日』今日はカレーの日らしい。我が家はたいてい水曜日はカレーの日少し話題を変えて、今日はこんなことがありました今日はちょっといつもと違うバターチキンカレ…ameblo.jp週に１～２回は夕飯を作ってくれるようになりました。といっても、カレー・シチュー・ハヤシライスとこの類のもの。やらされているという感じでもなく、前日の夜とかに冷蔵庫を開けて「明日はこれで作ればいいのかな？」と確認までして割と積極的な様子今日は私が仕事から帰宅して夕飯を作ろうと準備を始めたら、部屋から出てきて「手伝うよ！今日は何作るの？」と息子から声をかけてきた。こんな言葉をかけてくれるなんて感激私が味噌汁や副菜を作っている隣で、息子は野菜炒めを作ってくれました！「今度は味噌汁に挑戦してみようかな？」と料理にも少しずつ自信がついてきたかな？少し遅く帰宅した夫にも「野菜炒め美味しかった？」と自ら話しかけていた。普段あまり息子から夫に話しかけることがないから、私は驚きました。幼稚園くらいの頃までは時々一緒に夕飯を作ったりしていたけれど、少しずつそれも遠のいてしまっていた。一人で料理をすることに自信がついてきて、心のエネルギーも少しずつ溜まってきているのかな？心のエネルギーの変動は毎日あって私も傷ついてしまうこともあるけれど、今日はとてもHAPPYな時間でした
30Jan
- 不登校までの経緯
  息子が不登校を選んだ経緯のまとめ『きっかけは』きっかけは中学1年２学期の中間テストを目前にしたある夜のこと。そろそろ寝ようかと思っていると息子が部屋から出てきて私のもとへ来た。「お母さん、もう…ameblo.jp『兆候と対策』あの日息子が泣いて訴えるまで、その兆候を全く気が付かなかったわけではない。小学６年から感じた変化小学5年生まではリーダー役を担ったりして他の児童か…ameblo.jp『兆候と対策２』入学式から始まる苦難兆候は中学入学後すぐにあった。「入学式の日、トイレに行こうとしたら隣のクラスの子（息子とは別の小学校から進学してきた）に”おい！…ameblo.jp『兆候と対策３』部活動のはじまり１学期の中間テストを終えたころから部活動も本格的に開始となった。小学校の時からよく我が家に遊びに来てくれていた友人２人と一緒に同じ部に…ameblo.jp
29Jan
- 兆候と対策３
  部活動のはじまり１学期の中間テストを終えたころから部活動も本格的に開始となった。小学校の時からよく我が家に遊びに来てくれていた友人２人と一緒に同じ部に入部することになった。その２人とは入学後も頻繁に遊ぶ仲だった。必要なシューズなどの練習道具を購入し、「意外とボール打ち返せるんだよ！」なんて言いながら楽しそうに話をしてくれることもあった。しかし、楽しそうに話す時間もそう長くはなかった。次第に「今日の部活行きたくないな」とか休日の練習日の朝もなかなか起きられなかったり行き渋るようになる。どうしたかな？「ラケットでね、僕の頭を叩く子がいるんだよ。強くじゃないけどね。嫌なんだよ」顧問の先生の目が届かないところでの出来事。仲の良い友人もそれを見てどういう反応をしたのかはわからない。辛ければ休めばいい。あまりに酷くなったり、怪我をしてくるようなことがあったら対処しようと考えていた。息子もできるだけ頑張ってみるという様子だった。夏休みの部活動夏休み中も早朝から２時間程度の部活動。早朝とはいえ、暑い日も多かった。そんな土曜日のことだった。かなり暑い日だったので、顧問の先生からも気分が悪くなったらすぐに休むように伝えられていたそう。「少ししんどいので休ませてください」と息子が先生に言うと、保健室で休むように指示された。息子も少し休むくらいで大丈夫だったようだけど、そこからが一大事！職員室から対応してくださった先生がまず私の携帯へ連絡した　　私：仕事中につき電話に出られない　　夫：仕事は休みだが外出していて、ちょうど連絡に出られないタイミングだった　　祖母：たまたま家にいたため学校からの連絡に出てくれた。　　　私が仕事であることを知っていたのですぐに夫へ連絡し、学校へ迎えに行くよう伝えてくれた。こんな大騒動で息子も自分のことでいろんな人を困らせてしまったと罪悪感を抱いていた。もともとあまり体力がなく、熱中症にもなりやすい体質でもあった。だから、具合が悪くなりそうなのを早めに察知して自分から休むという選択をしたことは正しかったのに。この件を機に、「もう迷惑をかけたくないから」と部活動に行かなくなった。また、部内で前途した嫌がらせを受けていることもあり「辞めたい」と。私は、熱中症で連絡を受けた際にすぐに迎えに行くことができなかったことを顧問の先生に謝罪した。また、これまで息子が受けてきた嫌がらせについても話をし、退部することを希望していることを伝えた。やはり先生は気付いていなかった。息子が悩んでいたことに…。その後、顧問の先生と息子は話し合い、息子本人の意思が硬いため退部することになった。部活動から解放された息子はほっとした様子だった。
23Jan
- スクールカウンセリング　3回目
  学校へ登校しなくなってからだいたい１～2カ月間隔で学校のスクールカウンセリングに通っています。今日は1年生はスキー学習に行っていて学校には不在。3年生も受験で不在。学校にいるのは2年生のみ。すごーーーい静かな学校。音楽室から時折ピアノの音色が聞こえてくるくらい。学校のざわついた雰囲気が苦手な息子に、この日をカウンセリングの日にしようとカウンセラーの先生は選んでくださいました。カウンセリングの様子初めてカウンセリングを受けた日は、久しぶりに学校へ行くことへの緊張や不安（恐怖もあるかもしれない）から、数メートル歩くだけで到着する学校なのに近づくほどに呼吸が荒くなるのを隣で歩いていて感じるくらいだった。今日は学校へ行くのは気が進まないけれど、少し雑談を交わしながら数メートルの距離を一緒に歩くことができた。カウンセラーの先生と会うのは3回目だけど、まだまだ息子は気を許して話せるような関係が持てなくて、どんどんうつむいていって最低限「うん（YES）」か「ううん（NO）」しか答えない。初回から比べたら返事をする反応は良くなってきたと思うけれど、隣で聞いていてどんどんもどかしくなる。なるべく横から口出ししないように自分で話すように待つんだけど、テンポの悪い返しにモヤモヤモヤ…冬休みの出来事や最近の生活の様子などを話して今日も終わった。帰り道少し遠回りをして「自販機でコーヒーでもかってく？」と誘ってみた。「うん！」何か、カウンセリングという時間から解放されて？息子はすがすがしい表情。「ねえ、ずっと下向いてて首とか背中痛かったでしょ？」「うん（笑）背中バッキバキに痛い！」やっぱり話したくないからわざと下向いていたのか…。「今度、○○市に行ってみたい。電車だといくらくらいかかるの？」「だいたい、片道600円くらいかな。今度平日にお休みもらってるから一緒に行ってみる？」「うん。友達とも行ってみたい。」新たなチャレンジ計画始まる
22Jan
- カレーの日
  今日はカレーの日らしい。我が家はたいてい水曜日はカレーの日少し話題を変えて、今日はこんなことがありました今日はちょっといつもと違うバターチキンカレーのルウを使ってみようと思い用意していました。「ねえ、今日はこのカレー作るの？」「このパッケージ見ながら作ってみたいけどいい？」息子よ、珍しい不登校になってから自室でゲームか動画か寝るかの生活。何かに興味をもってやってみようと思う気持ちは少しでも大事にしたい。「もちろん！私が仕事から帰ってくるまでに作れそうかな？」「うん、やってみる。」そうやり取りして、私は仕事へ。内心、そう言うて結局面倒くさくなってやらないかもしれないな。なんて仕事中に思ったりして。帰宅すると、先に夫が帰宅していてリビングに。息子はキッチンでカレーを作っている！！約束通り頑張っている姿に感激！！やらないかもなんて思ってごめんよ夫も口を挟みたかったところを頑張って我慢していたそう。ありがとう最後は家族分の盛り付けもして用意してくれた。すごい！今日はどんな心境の変化なんだ。「また来週も作っていい？」と、苦戦したところのリベンジ？「いいよ、どんどんやってよ！助かる～」結構上手にできていて、美味しかった！本人も満足そうに食べていた。よし！一つ経験値が上がった。自分に自信がついたかな？カレーに必ず入れる具材は？▼本日限定！ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
20Jan
- 兆候と対策２
  入学式から始まる苦難兆候は中学入学後すぐにあった。「入学式の日、トイレに行こうとしたら隣のクラスの子（息子とは別の小学校から進学してきた）に”おい！貴様！”って言われた。普通初めて会う人に向かってそんなこと言う？」息子にとってはこれが中学最初のこころのざわざわだった。それからしばらくしても、その生徒は息子に絡んでくることもあった。その頃、部活動見学も始まっていたので、どの部活を選択するかは、その生徒がいないことを息子は重視していた。初めての中間テスト中学校生活は小学校とも違い、毎日の宿題や課題提出などやらなければならないことも増えた。息子は苦戦しながらもそれなりにこなしていた。部活動が本格的に始まるまで、放課後や休日は友達とよくゲームセンターへ行ったり、オンライン通信でゲームをして楽しんでいた。中間テストが返却される日、息子のクラスには他の生徒の点数を見て大きな声で言いふらすという生徒が現れた。その生徒は奇しくも息子の前の座席。点数を見られてしまった…。大きな声でクラス全員の前で言いふらされてしまった…。言われても恥ずかしくない点数だったけれど、息子は酷く傷ついた。その生徒とは入学後からあまりいい関係とは言えなかった。授業中も関係ないことを話したり、ふざけたり。当の本人はそれが他に迷惑をかけているという自覚がなかったことも息子には腹の立つことだった。このあたりから、朝なかなか起きなかったり、登校前に頭痛や嘔気を訴えることも出てきた。これは、このまま学校に行きたくないと言い出しそうだと感じ、すぐに担任へ相談した。すぐに息子への聞き取りと、その生徒への指導、また席替えを機に息子と接触が少なくなるよう配慮していただいた。だけど、このクラス…まだまだ息子には居心地のいい場所ではなさそうだった。
13Jan
- 兆候と対策
  あの日息子が泣いて訴えるまで、その兆候を全く気が付かなかったわけではない。小学６年から感じた変化小学5年生まではリーダー役を担ったりして他の児童からも信頼され、「特に問題のあることはありません。このままの○○さんなら大丈夫です！」と、どの学年の担任も保護者会ではそう話していた。（そんなわけないやろ！どっか１つでも気になるところはあるやろ…）こころのどこかでそう思っていた。小学６年生になり、それまでの保護者会とは異なり、衝撃な言葉を受ける。「授業中の挙手を少なく、グループワークの輪にも参加せず教室の隅で立っていることがある」どうしてそうなったのか。今でも本人からは話すことはない。ただ、この時期から人との付き合いが希薄になってきた感じもした。息子の通っていた小学校はA中とB中にほぼ半数ずつ分かれる。息子と仲良くしている子のほとんどは息子と同じA中ではなく、B中に進学する。中学へ進学するにあたり、中学でスムーズに友達関係を築けるか心配な点を担任へ伝えたところ、A中へ申し送りをしてくださることになった。卒業式。みんな別れを惜しむように写真を撮ったりしているが、息子は中学は別々でも”Lineでつながってるし”、”また会えるし”と真っ先に帰宅を望んだ。やっぱりおかしい！中学入学　安心から不安へ入学式。クラス分けの名簿を見ると、仲の良かった子と同じクラスになれた。それに６年生のクラスと同じような面々。これなら息子も安心ではと思っていた。入学後も息子はA中へ進学した仲の良い数人の友人とよく出かけるようにもなった。同じ部活にも入るんだと意気込んでいた。楽しそうにしている中でも、傷ついていることもあったようだ…
- きっかけは
  きっかけは中学1年２学期の中間テストを目前にしたある夜のこと。そろそろ寝ようかと思っていると息子が部屋から出てきて私のもとへ来た。「お母さん、もう学校に行きたくないよ」何があったのか聴いてみると、「（とある教科の男性の）先生が廊下を歩いていると身体（腹部）を触ってくるんだ。」「逃げてもおいかけてくる」「いつも一人でいるから友達といえる子もいないし相談したり、助けてもらうこともできない」「こんな怖いところへ行きたくないよ」息子は酷く傷ついている。こんなに泣いて訴えることは今までで一度も無かった。翌日は欠席させ、唯一信頼して相談してもいいと言ってくれた先生へ今までの経緯を話した。その後、学校からは中間テストは別室で受験または例の先生が息子のクラスのテスト監督にならないように手配してくださった。息子は教室でテストを受けることを選び、二日間のテストを受けた後「もう学校へは行かない！」と断言し自室に籠った。
09Jan
- 始業式
  中学１年　３学期　始業式今週は始業式がありました。うちの場合は２学期の終業式と同様、全校生徒が帰宅して午後からの部活に戻ってくる前に、校門の前でクラス担任と提出物を渡しながら顔を合わせるというスタイルをとりました。平日は私は仕事にでかけていますが、いつも昼休憩は自宅に戻り息子と食事をするので、ちょうどその時間帯に先生と始業式をす約束をしていました。午前中の仕事を終え、息子に連絡をする。”今から帰るから、制服に着替えておいてね”帰宅すると、ちゃんと制服を着て待っている息子。学校へは行きたくないけれど、約束だから渋々行ってやるかというような感じかな？自宅から学校へは徒歩１分時間になっても来ない担任…。電話をすると、慌てて走りながら校門までやってきた。（絶対忘れてたよな）先生へ挨拶をし、冬休みはどんな事をしたのか、お正月らしいことをしたのかなど聞かれたことに対して、きちんと自分の言葉にして話をすることができていた。今までは担任や他の先生方、学校カウンセラーと話すことも嫌でYESかNOでしか答えることをしなかったので、本人の気持ちの変化もあったのかな？でも、帰宅後は息子から総無視を食らった私そんな息子の３学期の始業式の話。
02Jan
- はじめまして
  はじめに私の一人息子は現在中学1年生。2学期の中間テストを受けた後から不登校になりました。今まで見たこともないくらい泣きながら学校に行きたくないと訴える息子。こんなにも苦しんでいるのだから無理にでも行きなさいとは言えなかった…。思い出しながら綴っていると、またあの日の辛い気持ちがよみがえってくる。だから、少しずつ少しずつ。同じような体験をしている方、された方…そんな方々と共有することができたらいいなと思います。