アフリカ最大の湖は、ケニアとタンザニア、ウガンダの国境に接するビクトリア湖。世界でも、カスピ海、北米五大湖の1つスペリオル湖に次ぐ湖だ。

また、このビクトリア湖の近くには、トゥルカナ湖、タンガニーカ湖、マラウイ湖など、アフリカを代用する多くの湖が集まっている。

アフリカ大陸の他の場所と比べて、東部にたくさんの湖が集中しているのは、そこは、地球の裂け目だったからである。

実際、タンガニーカ湖は、ロシアのマイカル湖について、深さで世界第2位、標高は773メートルの所にありながら、深さは1,470メートルもある。

その最深部は、海面下659メートルにも達しており、元々地球の裂け目だったことも納得できる。

アフリカ大陸全体は、アフリカプレートと呼ばれる1つのプレートに乗っていて、地殻的に安定しているが、大地溝帯の周辺だけは火山活動や地震の多い地域となっている。