今日も指定された通り、9時20分にクリニックへ電話しました。
『3個培養を続けていましたが、結果から言うと、胚盤胞になっていません。3個とも3日目から変わっておらず、成長が止まっています。1つはグレードもさらに悪くなっています。卵は処分します。』とのことでした。
全滅は初めてではないし、心の準備はできていたので、現実を受け入れてまた頑張ろうと思います。
ですが、また大金をつかって何も残らなかったという責任も感じています。
いつまで治療を続けるかという問題とも、もっと真剣に向き合っていきたいと思います。
明日不妊クリニックを受診し、今後のことを先生と話し合います。
そして、今回の支払いをしてきます。
治療の間、気にかけてくださったみなさん、ありがとうございました。
★★★★★
今は、また治療がうまくいかなくて辛いけど、生きているだけでも幸せだと思っています。
実は採卵の前日に、危うく命を落とすところでした。
夜ごはんを外食したのですが、食べ物がのどに詰まり、息を吸うことも吐くこともできず、どうにもならなくなって・・・。
時間が過ぎ、ここを乗り切らなければ死んでしまうかもというぐらいの切迫した状態になり、必死にがんばって『ぴゅー』という長い笛のような音とともに空気が抜け、息を吹き返しました。
店内はシーンとし、店員さんがあわてて走ってきました。
恥ずかしいけど、恥ずかしいと言っていられるような状況ではなくて、手が震えていました。
甲状腺の手術後、少しずつ食べ物を飲み込めるようになってきていますが、まだ違和感が強く、首も麻痺が残っていて、よくのどに詰まります。
食道のまわりにあった甲状腺が両方とも無くなって、食道の形状にも何か影響があるのかもしれません。
飲み込む時に、のどや首にグッと力を入れないと、飲み込めなかったり、途中でひっかかったりします。
ただ、この日は、本当にもう無理だと諦めかけるほどの危険な状態でした。
ここ数日、飲み物も食べ物も、一人でいるときにのどに詰まったら助からないかもという恐怖でのどを通りません。
旦那さんに見守られながら、安全そうなものを少しずつ食べています。
こんな自分に落ち込んだりもしますが、今、生きているだけで本当にありがたい。
そう思います。