去年の11月30日から12月7日まで、バセドウ病で内視鏡下甲状腺準全摘術を受けるために入院しました。
その記録です。
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12月1日木曜日、入院2日目です。
あまり眠れていないけど、とりあえず日課である基礎体温測定。
6時半に看護師さんがやってきて、採血を3本。
退院後に一連の採血結果を教えてもらった。
この時は白血球、甲状腺ホルモンなど12項目。
そのうち主なもの。
FT4 1.12
FT3 3.0
TSH 0.01L
白血球5540
(投薬前の8/30)
FT4 6.32H
FT3 14.62H
TSH 0.018L
TRAb 20.0H
ルゴール液のおかげで、なんとか手術までに甲状腺ホルモンが下がりました。
甲状腺機能が亢進したまま手術をすると命の危険があると書かれた本もあるぐらいで、ルゴール液で強引に下げます。
私は術前検査の時もまだ高いと言われて心配していたたので、なんとか下がって良かったです。
イソジン液を希釈したのとほぼ同じの、とても飲み物とは思えないルゴール液を我慢して飲み続けた甲斐がありました。
歯の金属の詰めものがあるところでアルミホイルを噛んだら、化学反応みたいなのを起こすと思うのですが、ルゴール液を口に含むと、それと全く同じ現象がいつも口の中で繰り広げられていました。
そしてそのままそれを30mlも飲まないといけないという…。
手術前はシンチ検査のための食事制限もきつかったけど、これが一番頑張ったことだと思います。
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同じ病棟で翌日に手術を受ける女性は6人。
午前中に一人30分の持ち時間で手術前最後のシャワー。
浴槽もあるけど、危険防止のためシャワーのみでした。
私は9時半から10時まで。
髪の毛を洗ったり着替えたりしてたら、あっという間の30分間でした。
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昼食が終わりしばらくすると、アメブロでお世話になって何度かお会いしているkanadeさんからメール。
前日にお見舞いに来てくださるとのメールをいただいていました。
今回は婦人科の手術とはまた違った緊張感で落ち着かなかったのですが、kanadeさんとお話できて良かったです。
前日に欲しいものがある?と聞いてくださって、めぐリズムのアイマスクをお願いしちゃいました。
しかも、カモミールの香りと指定までしてしまう、とっても図々しい私に、たくさん買ってきてくださいました。
緊張で身体に力が入っていましたが、リラックスできました。
ありがとうございました。
そして素敵なお花までいただきました。
入院中だけでなく退院後もきれいなお花が咲いていて、気持ちが明るくなりました。
ありがとうございました
●14:00
看護師さんが来る。
体温37度、血圧上112、下68
書類を見ながら肺血栓塞栓症の説明のあと、弾性ストッキングのサイズを測る。
ここで術前説明のために仕事を早退した旦那さんが到着。
手術当日に患者家族がどうすればよいか書かれてある『ご家族の方へ』と書かれたプリントをもらう。
手術が何時から開始か、決まり次第教えてもらうように看護師さんにお願いする。
●16:30
手術部の看護師さんが挨拶と説明に来られました。
『手術を受けられる方へ』と書いたプリントには、手術室へ入ってからのこと、手術が終わってからの麻酔のことなどが細かく書かれていました。
お願いのところに『長い髪の方は後ろで2つにまとめてください。』と書かれてある。
そんな髪型何年ぶりだろう(^^ゞ
●17:00
麻酔科の先生が来られて説明、同意書記入などを行いました。
これまでの麻酔経験を聞かれ、心臓手術と卵管切断手術のことだけ伝えました。
術前検査の結果、心臓はちゃんと機能しているのでOK。
ただ、肺のふくらみが弱いというお話がありました。
昨年5月の卵管の手術の時の術前検査では、腹腔鏡手術はガスで腹腔内を膨らませて肺が圧迫されることもあり、検査し直しても手術できるギリギリと言われていた。
今回は同意書の『あなたの麻酔をかける上での問題点』のところの『肺機能の低下』にチェックが入れられました。
でも、『その点は手術中注意してしっかり診ておきますので、安心してください』と言ってくださいました。
それから、ぜんそくを持っていることについて。
もし麻酔でぜんそくが出たら、先にその治療をしてから手術に入るのでその分手術時間が延びるとのことでした。
最後に麻酔で起こる可能性のある合併症の説明などを受けて同意書にサインしました。
●18:00
薬剤師さんから今後の薬の説明を受け、今飲んでいる薬を預けました。
そのあと、手術後退院までの担当の看護師さんが挨拶に来られました。
そしてこのあたりで翌日の手術開始時間を教えてもらう。
13時から14時ぐらいに開始予定とのこと。
前の方の手術時間がどれくらいかかるかわからないので、あくまで大体の時間だそう。
朝一番だと母と旦那さんに家を5時前に出てもらわないと間に合わないので、遅い時間で良かった。
母に電話して手術の大体の時間を伝える。
とにかく説明や挨拶が多く、いつ来られるかわからないため、なかなかベッドから離れられない午後でした。
そして18時から夕食の後、この日の最後は19時から旦那さんも一緒に術前説明がありました。
その様子は次に続きます。