8月30日は鹿児島市内の甲状腺科を受診しました。
乳腺科、婦人科、甲状腺科等、『女性のための専門病院』として、同じ系列の病院が近くに3つあるという、大きなところでした。
その中の、甲状腺診療センターのあるクリニックを受診しました。
血液検査は、甲状腺ホルモン、肝臓、白血球、貧血など。
甲状腺ホルモンの数値は次のようになりました。
【TSH】0・018
(基準値0.35~3.73)
●低すぎる
【FT3】14.62
(基準値2.2~4.1)
●高すぎる
【FT4】6.320
(基準値0.9~1.8)
●高すぎる
まず、8月20日に不妊クリニックで受けたのと同じ3項目。
FT3の数値が不妊クリニックで受けた時の2倍にはねあがっていました。
そしてさらにバセドウ病を判断するのに用いられるTRAbの数値がすごかった。
【TRAb】20.0
(基準値2.0未満)
基準値の10倍。
間違いなくバセドウ病であるという診断でした。
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今すぐに治療を始めるべきということで、治療法の説明がありました。
治療法は3つ。
①薬物療法
・すぐにでも始められる。
・妊娠、授乳などにも影響がない薬を服用する。
・多くの場合は2ヶ月で数値が落ち着いてくるが、3年は薬を飲み続けないといけない。
・完治するのに3年はかかると考える。
・副作用が多い
②放射線治療
・治療が終わってから1年は妊娠できない。
・今後妊娠を希望しているので、選択外。
③手術
・早く治療を終わらせることができる
・傷跡が残る
・再発や逆に甲状腺機能低下症になることがある
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まずは、すぐにでも始められる薬物療法を選択しました。
とりあえず薬を飲んで、その経過を見て手術のことは考えましょうとおっしゃっていました。
薬が効かなかったり副作用が強く出たり、私の希望があれば手術になります。
先生と看護師さんの説明の感じからすると、手術をすすめられているような感じでした。
手術は、甲状腺の大部分を切除します。
できれば避けたい。
当面は副作用の確認と甲状腺ホルモンの数値が下がっているかの確認のために2週間おきに通院します。
次の受診は9月17日。
先生は『今の状態で妊娠しても流産する可能性が高いのでやめておいた方が良い 』、『甲状腺の方が落ち着いていから妊娠に向けてやっていった方が良い』とおっしゃっていました。
甲状腺に関する資料をたくさんいただいて帰りました。
先生も看護師さんもスタッフみんな、ひとつひとつがすごく丁寧でした。
看護師さんには、ことあるごとに『ありがとうございます』と何度も言われ、びっくりしました。
鹿児島市内まで2時間半ぐらいかかるので大変だけど、安心して通えそうです。
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今回、バセドウ病という診断が出て、それなりに落ち込んでいます。
でも、病気に気付けて治療に入れることは、ラッキーだったと思います。
3年前の夏に体調を崩して、出産に備えて身体を整えたいという理由で大好きな仕事を辞めました。
その時の症状は『動悸、息切れ、手のふるえ、自然に1ヶ月で5キロやせる、不整脈、不眠』などバセドウ病の症状そのものです。
その時の循環器科受診で、甲状腺の数値が高いところまでわかっていました。
頻繁に不整脈が起きているという診断だったけど、きっと、3年前にはもうバセドウ病になっていたのでしょう。
ただ、私は甲状腺が腫れないタイプらしく、詳しい検査をしていないため見過ごされてきました。
3年間気付けなかった後悔はあるけど、バセドウ病は治せる病気なのでがんばります。
★8月30日の費用★
初診料270点
投薬料289点
検査料1939点
医学管理等10点
合計2508点
合計額
7,520円