しばらくして、耳が聴こえてきました。


今までになく、すっきりとした目覚め。


麻酔薬が以前と変わったそうで、全くこわい夢や幻覚を見ませんでした。


腹腔鏡手術の時もたぶんこの麻酔だったと思います。


そして、いつものような吐き気も全くなし。


看護師さんにも、今回はラクだったでしょう?と聞かれました。


不妊治療を始めてから5回目の麻酔ですが、今回が一番ラクでした。


前の病院の時の麻酔は、本当に麻酔恐怖症になるぐらい辛かったので、こんなにラクでいいのという感じ。


また今回も、麻酔がよく効いていたと言われました。


アルコールに弱いと、効きやすいみたいです。


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フラフラとめまいがする中、ヨロヨロと立ち上がり、看護師さんに寄りかかりながらリカバリールームへ。


前回は全然歩けなくて、2人の看護師さんに引きずられるようにして移動したので、割とスタスタと歩いている自分にびっくりでした。


ベッドに横たわり、点滴が終わったらナースコールするよう言われ目を閉じました。


するとすぐに、入れ替わりで採卵室へ次の人が入って行くのがわかりました。


しばらくして点滴が終わり、看護師さんにはずしてもらいました。


その頃、2番目の方が採卵を終えて出てきたようでした。


安静時間50分に設定しているタイマーがなったらトイレへ行ってから診察だったのですが、その前にトイレを我慢できなくて、立ちあがってトイレへ行ってしまいましたあせる


前回はタイマーがなっても起き上がれず、診察の時も吐き気がひどく再びリカバリールームへ戻されたので、今回の麻酔がいかにラクなのか、驚くばかりでした。


トイレから出る時に採卵直前の3番目の方とすれ違い、4番目の方が手術着に着替えているのがわかりました。


今日採卵する5人みんな、この日のために、毎日注射したり頑張ってきたんだ。


なんか、不思議な気分。


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内診室へ。


A先生でした。


『今回は全部凍結?』と聞かれました。


この段階で、卵が無事に採れていることがわかり、ホッとしました。


お腹の中に出血がないことを確認して終了。


その後、看護師さんとの打合せ。


凍結の話や移植の話などをしました。


その他、『内診で確認してあるけど、卵巣から出血してお腹に血がたまると、手術しないといけなくなるので無理しないように』とのお話もありました。


この間、お腹に卵巣からの血がたまって入院した時、お腹に血がたまるのが一番こわいと看護師さんから説明はあったけど、収まらなければ手術しないといけなかったのかぁとちょっとびっくりしました。


そして最後に、採れた数は9個であることを教えてもらいました。


この時手渡してもらう紙に、卵の数、痛み止めや抗生剤の服用、移植など今後のことなどが全て書かれてあります。


9個という採卵数にすごく喜びました。


前の病院では、採卵数1個ということもあったので。


あとは、何個正常に授精してくれるのか、翌日の授精確認を待つのみということになりました。


一応、ジェットコースター並みに、落ちる展開だと予告しておきますねあせる


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7月20日は採卵日のため、お会計はありませんでした。


ある程度状況が進んでからのお支払になります。