☆2/4(木)のつづきです☆


診察室で先生、培養士さんと3人で戻す胚を決めたあとは、培養士さんと一緒にリカバリールームへ。


待合い室からリカバリールームまでの数メートルの距離をよろけながらやっとついてくる私に、培養士さんが『だ、大丈夫ですか?』ってビビってました(^_^;)


『今まで移植できなかったりだったから、移植できること自体に緊張して・・・』と言うと、


『良かったですね~。でも、血圧があがって良くないですからね。落ち着いて、がんばってくださいね。』と言って落ち着かせてくれました。


採卵の時と同じように手術着に着替え、キャップをして待つように言われました。


(えっと。。。


前の病院は、胚移植の時、着てきた服そのままで手術台へ案内されてました。


胚を扱うのに、内診と変わらない状態。


あ、採卵の時はさすがに手術着でしたが、キャップは無かったです。)


着替える前に、ダーリンに2個戻すことをメールで報告。


『自分の身体と先生の技術を信じて、リラックスして行って来てね~』と返事がきました。


その間、私より前に胚移植した方の安静時間が過ぎてリカバリールームから出て行ったようでした。


少しして看護師さんがオペ室の方から迎えにきてくれました。


手を消毒してもらってからオペ室へ。


担当してくださる看護師さん1人、男性培養士さん1人とごあいさつ。


そして、看護師さんから名前、生年月日、住所の確認がありました。


その流れで、『今日戻す胚はいくつですか~?』と聞かれました。


ちゃんと本人が2個だと認識してるかどうか、あえて質問して確認するんだなぁ。



待合い室には、受精卵取り違え防止のために、培養室での作業時や移植時にダブルチェックやトリプルチェックしている内容が掲示されています。


チェック体制がしっかりしてるから安心。


(2年ほど前、前の病院に通っていた知り合いは、判定日に2個移植していたことを知ったそうです。


35歳以上だったから2個戻しでもいいんだろうけど、本人に伝えないで2個移植するなんて(^_^;)


受精卵の写真や説明も一切なかったそう。


私はその1年後に受けて、受精卵の写真はもらえたので、少しは改善されていたんでしょうね。


でも、胚のグレードは聞いても教えてもらえませんでした。)


☆先生が来るまでに、看護師さんがしてくれたこと。


・足に袋をかぶせる。

・お腹にエコーを当てて位置の確認

(お腹を強く抑えるから痛いと思うけどがんばるように言ってくれました。)

・血圧測定


他にも色々してくださってたと思いますが、大体こんな感じかなぁ。


足に袋をかぶせる時に、足に貼っている鍼のついたシールを見て、『あ、これ鍼のやつ?あそこの鍼灸院に行ってる人はみんなここらへんにシールがペタペタついてるからすぐわかるよ。』とおっしゃってました。


☆先生がくるまでに男性培養士さんがしてくれたこと。


・凍結確認の電話について(2/6 10時半)

・凍結同意書、費用などについての説明

・翌日からの地元での注射の依頼書の内容確認

(2/3胚移植を行いました。その後の黄体ホルモン補充のための注射をお願いいたします。

2/4~2/18プロゲホルモン25 2アンプル

2/5は当院来院予定のため除く)


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いよいよ、先生が来られました。


集中しているのか、先生、無言です。


消毒したあと、チューブを入れようとするけど入らず。


子宮収縮予防剤、朝昼ちゃんと飲んできたのに、ここまできて移植できなかったらどうしよう・・・。


私は人工授精の時でもチューブが入らないので、子宮をひっぱられます。


先生と看護師さんがササっと対応して準備を始めました。


看護師さんが『大変だけどがんばって。』と声をかけてくれるのとともに、先生が子宮をひっぱってチューブを入れてくれました。


いつものことながら子宮をひっぱられるのは痛いですが、無事に移植できるなら、なんてことない。


そこまで準備ができると、オペ室の隣の培養室の扉が開き、胚の説明をしてくれた女性培養士さんが胚とともに登場。


しばらくしてテレビモニターを見るように言われました。


たぶん、電子顕微鏡の映像です。


白い画面いっぱいに丸みのあるシャーレのようなもの。


そしてその中に点が二つ。


看護師さんが、『点が二つ並んでるでしょう?あれが今から戻す胚です。』と説明してくれました。


体外・顕微の説明資料に、『移植時、胚を見ることができます』と書いてあったのはこれか~。


確かに、この目で見ました。


ちっちゃい点々。


コンタクトして行って良かったよ~。


もしも双子として産まれてきてくれたら、きっとこの時見た二つの点々をいつも思い出すだろうなぁ。


看護師さん:『これからチューブでこの2つの胚を吸います』←たぶんこんな感じの発言。


モニターにチューブが映し出されて、胚を吸い込みました。


それとともにモニターが消されてオペ室の中は暗くなりました。


今度はみんな、エコー画面の方に集中。


胚が入っていく様子を見逃すまいと、私もまばたきゼロで対応。


白いものがすぅーっと入っていきました。


神秘的だなぁという気持ちと移植できた~という安堵感で涙が出ました。


無事に終わり、去っていこうとする先生に、寝ころんだまま『ありがとうございました』と何回も言いました。


先生が去って行ったあと、看護師さんがエコーしてくれました。


胚の入っている位置に印をつけたエコー写真を数枚印刷してカルテに貼り付けていたみたい。


作業しながら、『映っている白いのは胚ではなくて、一緒に入った培養液など。胚がどこに入ったかという目安になる』と話されました。


そのあとは、リカバリールームで15分の安静。


その間、看護師さんから地元での注射や薬、2/5の採血、判定日の尿検査についての説明。


プロゲホルモンの注射をしてもらい、翌日からの注射液のアンプルをたくさんもらいました。


薬はプラノバールで、副作用についての説明などがありました。


とにかく、無事に移植できて良かったです。

あとは、注射や薬をスケジュール通りにしっかりがんばるのみ。


判定日は2月19日です。