☆2/1(火)採卵日のつづきです☆
オペ室へ入ると、別の看護師さんから、トイレを済ませたか、絶飲になる前の尿の量は減少していなかったかなどの確認。
手術台に横になるように言われ、足を気持ち外側に向けるとラクとか、右手はここをつかむとラクだとか、色々教えてくれました。
それと同時に、オルゴールが流れ始めました。
寒くないかたびたび聞いてくださって、上半身に布をかけてくれました。
『同時に色々な準備を進めていきますからね~』と説明があり、胸に心電図、左腕に麻酔用の点滴、左手指に酸素の機械、右腕に定期的に自動計測する血圧計をつけてくれました。
看護師さん2人で準備を進めてくれました。
そして看護師さんが『おりものとかを流して行きますね~』と言って消毒をしてくれました。
看護師さんに消毒してもらうのは初めてかも。
消毒薬にアレルギーが無いか確認されたあと、消毒を4回繰り返しました。
そのたびに、『今2回目が終わったよ~。次3回目ね~。痛くない?大丈夫?』と聞いてくれました。
看護師さんが4回消毒し、麻酔が効いたころに先生がもう1回で計5回消毒しますと説明されました。
消毒時の痛みを聞かれて、そんなに痛くないと答えると、『局所麻酔でもいけるかもね~』と言われましたが、昨年5月の時は麻酔が効いていても痛みで目が覚め、麻酔を追加されたようなので、全身麻酔でとお願いしました。
看護師さんが、『○○先生(前の病院です)のところは、目覚めのいい麻酔だったんじゃない?たぶん○○(薬品名)かな~。うちはよく効く麻酔だからゆっくり眠ってね~』とおっしゃいました。
そのほか、カルテを見ながら、小児喘息があること、子宮や卵巣の手術を受けたことがないことを確認されました。
そして『気分が落ち着くように、酸素マスクをするね~。鼻で吸って、口で吐いて深呼吸ね。先生が来たら麻酔を入れるけど、その時に深呼吸してなかったら先生がひっぱたいて起こすから気をつけてね~』と笑いながらおっしゃっていました。
首や左肩のところに枕を入れて、少しあごが上がる状態で酸素マスクをしました。
その後に、寒くないようにお腹から下半身にかけて緑色の布をかぶせてくれました。
それと同時に両足に袋もかぶせてもらいました。
『緑色の布は、全て滅菌処理(だったかな)されて清潔なものです。絶対に手でお腹のあたりをさわらないでください。』とおっしゃっていました。
準備が整い、看護師さんが『採卵お願いします』と電話。
そのあと、私のカルテを見ながら、過去の採卵の成績などを確認。
先生が来られるまで、オペ室での何かを改善できないか看護師さん二人が話あっていました。
説明や声掛けもたっぷりしてもらい、その上、少しでも何か改善できないか話し合っている。
『ああ、この人達に任せれば安心だ~』とリラックスできて、酸素マスクの中で深呼吸をすることに集中しました。
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アメンバー記事では書いたかもしれないのですが、この看護師さんたちがしてくれる準備、前の病院は全然違いました。
昨年2月は、暖房の入っていないオペ室で寒くてガタガタ震えていました。
先生から、『電気毛布を敷いておくように』という指示あったそうですが、看護師さんたちは、『え~、そんなのいらんやろう。面倒くさい。先生が来てからなんか言ったらその時はその時。』とおっしゃっていました。
先生が来てから、『お尻冷たくない?大丈夫?』と聞いてくれたけど看護師さんたちの『言うなよ』とでも言いたそうなシラーっとした雰囲気の無言の攻撃を受けて、『大丈夫です』と答えてしまい、麻酔で眠りに落ちるまでガタガタと震え、地獄を見ているようでした。
昨年5月は、点滴の針がどうしても入らず30分ぐらいかかり、『最悪~、先生が来てしまう』と看護師さんたちがいら立っていました。
先生が予定より30分遅れてこられたのですが、待っている間緊張でトイレに行きたくなり、言いにくい雰囲気でしたが看護師さんたちに意を決して言うと、『どうして?ちゃんとトイレ済ませてきたんじゃないの?なんで?』と怒鳴られ、動けない状態だったので尿を出してもらいましたが情けなかったです。
無駄な採卵をしているんじゃないかという逃げ出したい、採卵を取りやめたいという希望が見えない状態の中、看護師さんたちがみんな敵に見えて余計に辛くて、もうここでは採卵したくないと思いました。
麻酔に落ちるまで、この時は恐怖心で身体が大きくガタガタ震えたままでした。
4人がかりでこんな状態。
今のクリニックは2人の看護師さんでしたが、テキパキしてはっきりした声で説明してくれて、心から安心して受けることができました。
目の前にいる患者にも心があることをちゃんとわかってもらえていると感じ、とても嬉しかったです。