1/29のつづきです。
『ガニレストはhCGを打つ前30時間以内に打たないといけないんだけど、どうして5時以降に打たないといけないか、もう一度看護師さんに説明してもらって』と先生がおっしゃっったところから。
その直後、『あなたは前はどうだったんだっけ?と言いながら私の作ってきた治療歴を読み始め、『1回目が1個採卵?2回目は7個採卵で顕微授精をして、1個授精・・・??これはどうして?』
と聞かれたので、『ロング法だったんですが、LHがあがってしまったので、ガニレストで抑えました。LHが上がったから卵の質が悪くなったという説明でした。』と答えました。
先生は、初診でお話した時と同じように、『ガニレストを打ったところで手遅れなのに、まったく何を考えているのか。』と呆れていました。
今まで疑問に思っていたことを、ここで思い切って先生に聞きました。
私:『どうしても疑問に思っていることがあって、お聞きしたいのですが。
前の病院で、hCGを打った翌日の午前中にもガニレストを打っているのですが、それは問題なかったのでしょうか?』
先生と近くにいた看護師さんが、固まりました。
先生:『はぁ?何を言ってるの?ちゃんとhCG前30時間以内までと決まっているんですよ。いくらなんでもhCGのあとに打つわけないでしょう。自然周期だったらLHが上がって慌てて打つことはあるかもしれないけど、それはないですよ。』と、看護師さんにも同意を求めました。
私:『手帳や領収書を見ても、2回とも採卵の前日にガニレストを打っていることは確かなんです。
今回、ガニレストについて説明していただいて自分でも勉強したんですが、ネットなどで見てもhCGの後にガニレストを打つのはおかしいんじゃないかと気付いて・・・。』
昨年4月から医療費明細書をもらえるようになったのですが、顕微周期は保険外だからかもらえず、病院からの詳細な記録はありません。
でも、2回とも採卵前日に病院へ行きガニレストを打ってもらったことは事実で、ガニレストが1本8000円と金額がわかっているので、領収書の金額を見ると明らかです。
先生:『hCGで成熟させようとしているのを、ガニレストでブロックしているんだから、ちゃんとした卵が採れなくて当然ですよ。非常識、信じられない。』
私:『1回目は採れそうなのが9個あって、結局1個授精で疑問に思って判定日に聞いたら、顆粒膜細胞が取り巻いていて採れなくて、本当は採卵1個だったと言われました。』
(1回目は、採れた卵の数を濁され、受精確認も忙しいからと最初拒否されましたが、看護師さんともめた末、1個受精していると教えてもらえました。培養士さんとのお話も電話ですら一切なし。2回目は採れた数を先生から聞き、翌日に電話で看護師さんとの授精確認というちゃんとした形でした。)
先生:『そりゃ、ちゃんとした卵が採れるわけはないでしょう。でも、それならこの結果は納得できる。一体なんなんだこれは。笑ってしまう。アハハ~。
たまにこういうことをするわけのわからない医師がいるんですよ。
でも、前の病院でのことはもういいが。
今、ちゃんと診てますから安心しなさい。』とおっしゃいました。
私:『ありがとうございます。本当に先生のところに来て良かったです。』と答えると
先生:『それを言うのはまだ早いが。もうちょっと先にとっておきなさい。』とおっしゃいました。
先生にこの言葉を言える日がくることがイメージできました。
今回結果が出なくても、転院して、最善を尽くしてもらえているという安心感があるので、悔いはありません。
先生、看護師さんたち、受付の方たちを信じて前へ進むのみです。