昨日、丁度一週間前に私の都合で時間切れになってしまった、県の農林事業所でのお話に行ってきました。
そう、新規就農に向けてのご相談です。
この一週間、正直、農家になること、ブルーベリー観光農園をやる夢を諦めようと心の整理をしてきました。
でも、本音はほんの少しの希望を信じて。。
私がこの一週間の間に唯一決めたことは、とにかく、一年間 どこかのブルーベリー農家さんに弟子入りし、
そして経験を積み、改めて農家の認定を受けることです。
それはやりたいと思っているポットでの養液栽培でも、昔からある土耕栽培でも構いません。
もちろん、今の仕事を続ける以上、土日限定で一年間なのですが。
が、結局、ブルーベリー限定ってなると、そんなところはないようで、逆に行政がそういうことに入ってしまうと余計警戒されるから、弟子入りみたいなことをしたいのなら、自分で探してみてはどうかと言われました。
まあそういうことなんでしょうが、いきなり押しかけて弟子入りさせてくださいなんてことは、私には無理です。
こういった案件こそ、行政にどうにかしてもらいたいとは思うのですが、
私の住む県(もう書いちゃいますけど、静岡県)では、把握しているブルーベリー農家なんてほとんどないようなのです。
しかし、担当の方は本当に私のことを真剣に考えてくれて、挙句、
いっそのこと、闇でやっちゃえよ、君の意見は間違っちゃいないんだから!
とも言っていただきました。
(ちなみに闇とは、農業委員会を通さず、自分で土地を借り?農業をすることです)
そうなんです。
担当の方は、紛れもなく公務員。
こんなこと言っちゃいけない人。
そして、本音は、今までにない案件は正直困る。
おそらく農業委員会も同じだよとも。
手助けはしたいのだけれど、策がない。
ってところみたいです。
ただ、現在、放棄耕作地はいっぱいあるんだから、お試しで1〜2年、10aくらい貸してみて、ダメだったらそれまでで、
しっかりと続けていけそうな人には支援をしていくような形にしないと、これからの農政、新規就農者を増やすという意味ではダメなんだよな〜とも。
今の農政は、受け入れて、こちらで育てるみたいな姿勢をとっているから、結局ダメなんだよとも言っていました。
私も農業委員会での話の中で、食べていけるの?甘くないよ みたいな話が随所にあって、腑に落ちない部分がありました。
とにかくやらせてみて、食べていけるか いけないかは、こっちの話なんじゃないかと。
ダメならダメで、損害を受けるのは自分自身。
言い方を変えるなら、それが資本主義です。
そんな心配はしてもらうつもりもないし、それで始められないなら本末転倒。
それくらいの覚悟を持って、今回の話を持っていっているつもりなのに。。。
とにかく、現状では就農は無理かな〜⁉︎
諦めたほうがいいねという結論になってしまいました。
もう道はなくなっちゃったかな?
半年近く、自分なりに就農に向けての勉強してきて、
結局一歩目も踏み出せずの終焉のようです。
あ〜あ、農家に生まれたかったなぁ〜。。
就農に向けて、いくつも本を読んだし、いろんな方のブログ(まあブルーベリー関係がほとんどですが)も読みあさりました。
もちろん、成功した方達の話です。
しかし、よくよく考えると、結局、こういう話って農家出身の人がほとんどなんじゃない?
非農家出身で、土地もなくはじめた方もいるのでしょうが、
それは若くて守るものも少ない人だったり、
もしくは資金や時間にゆとりのある人の話なんだったんだと、改めて気づかされました。
結論として、
40〜50代くらいで妻子あり。農家出身でない者(土地のないもの)の就農って、本当に、本当に厳しい。
これは間違いありません。
悔しいので、今回の就農失敗の本でも書いてみるかな? (ウソ、ウソ)
ただ、就農失敗本ってのはほぼないんだから、そういうのも必要なのかもね。
とにかく、悪あがきはこれで一度、リセットします。
今日の話し合いで、ある程度、気持ちは整理できました。
あーあ、私にブルーベリー栽培の土地を貸してくれる人、いないかな〜?
私を弟子入りさせてくれるブルーベリー農家さん、いないかな〜??
なんて、、、。
最後なんで、今年から始めた、庭やベランダでの水耕栽培の様子をなんかを貼り付けて終わりたいとおもいます。
短い期間でしたが、ありがとうございました。
大玉トマトはいつ赤くなる?
寒い日もあって、なかなか育たなかったオクラも。
ズッキーニは沢山収穫できたものの、梅雨入りして、うどん粉病に。。再生中!
キュウリ一株ですが、いい感じで収穫中。
水耕栽培のせいか、ナスは実が付きすぎて、一つ一つがあまりデカくなりません。摘花しないといけないかな?
米ナスもいよいよ実が大きくなりました。
とさ