ドーバー海峡をフェリーで渡り、熟睡はできなかったが、


いつものように朝早く目が覚めた。


遠くに島が見えるが、フランス領かな~?


よくは分からないが、素晴らしい青空も広がっている。 やったねチョキアップ










































要塞都市 サン・マロの旧市街かな?



崖の上に民家も見えだした。



ポーツマスから約11時間後、朝8時過ぎ(時差1時間)

いよいよフランスに上陸だ!


三度目のフランス到着ラブラブ


入国になるので、パスポートを見せてあっという間の入管手続き。


どうってことない「ボンジュール、おはよう」でフランスの土を踏んだ。


ほとんどが、イギリスから車で乗って来たのかな~



私たちだけが「インフォメーション」で聞いた徒歩5分のB・Sへ向かう。


Rちゃんの二女のお姑さんのお宅がある、ステキな旧市街へも行きたいが、


バスの時間がはっきりしていない(8時台、11時台らしい・・・)


先ずはサン・マロ駅へと移動。



誰も歩いていないし、中々バスが来ない!


女性が来たが「わからない」  若いイケメンも「ノーアイディア」


途方にくれてると、ああ~良かった~ サン・マロ駅行きのバスが来た!





ローカルなバスで サン・マロ駅へ


特にフランスっぽくないが、


なんか嬉しい!








ラッキー! なことに駅へ到着すると、M・S・M行きのバスが


私たちを待っていた(ように思えた)  8時台のバスらしい。


乗るとすぐに発車!


日本人家族4人と出会う。息子夫婦はドイツ在住で、ご両親と旅行中!



真っ青な広ーい夏空、この地域では珍しいお天気らしい!


これからが本当のM・S・Mへのバス旅だ。





上下矢印

滅多に見ることがない、一般の人の墓地を写す






遠くに海が・・・


多分この草原は

満潮時には海になる所だ








そしてバスの運転手さんの「トレビアーン、トレビアーン」の連発に


えっ なに? 私の心臓は、ドキドキ    えっ見えたの? 


遠くに見えた!  カメラのズームを上げて バシッ バシッ 


          シャトルバスから撮ったもので代用

バスは動いてるは、気持ちははやるわで、車窓からは撮れてないパンチ! が


とうとう憧れの、モン・サン・ミシェルへやってきた。


バスはパーキングで降ろされ、


あちこちから来た観光客が、シャトルバス乗り場へと急ぐ。


バスは次から次へと世界中からやって来た人を、M・S・Mの足元へと運ぶ。


待ち時間もない、ということはそんなに混んではいないのかも。





シャトルバスを降り、目の前にある大きな建物に圧倒され、


Rちゃんと何を話しながらこの工事中の橋を歩いたのかさえ、覚えていない。


島がそっくり、修道院であり、大聖堂であり、その歴史は様々であったことが


どうでもいいような、すごい迫力なのだ。人の力、その執念に驚く。



























王の門をくぐると、そこは

言わずと知れたお土産屋さん街

























入口近くには、日本語の看板

(ボーダー柄Tシャツの店)



世界遺産の場所にあるのは

少し違和感が・・・


売れるんだね。
















階段を上り

途中の公園で

















回廊が美しい


















































               石積み、簡単な柄のステンドグラス


デザインがシンプルで、全くデコラティブな部分がなく、それが美しい。



修道士たちの食品や必需品は、




6人の囚人たちが、この大きな滑車を回し引き上げていた。


太い縄の先は、大きな窓に仕掛けられている。




外は真夏のような暑さだが、石作りの建物内は涼しい。とは言え


階段を上り下りしながらのM・S・M大聖堂内では、


暑かったり、ヒンヤリしたりで風邪をひきそう。


それにつけても、普段のウォーキングが私の足を丈夫にしてくれて、


少しも痛いところがないのは嬉しいチョキ
























高い所から海を望むと、大勢の観光客が干潮の湾内を歩いて楽しんでいる。


子供たちの姿も見られ、遠足に来ているのかも・・・



       外壁途中まで降りて来て、干潮の海をバックにアップ


途中の庭園で軽食を食べた時に、隣でお弁当を(簡単なサンドイッチ)

広げたご年配の夫婦に「どこから?」と聞いた。地元フランスであること、

初めてM・S・Mに来たことなど少し話した。


伊勢神宮や、出雲大社などに早々はいかないのと同じだなぁ~



歩きまわりおなかが空いた私たちは、どうしても食べなくてはならないもの


かの有名な「オムレツ」を食べることにしたが、有名店は行列だったこともあり、


外壁を回る道の途中でCafeへ、


キノコなどの具材入りオムレツと、この地域特産のシードルを注文。

思ったより美味しく頂けた。


巷ではまずい!との噂もあるが、我が家で食べるのよりはフンワリ フンワリ


塩コショウの味付けがシンプルで結構美味しい。


念願のシードル(リンゴの発泡酒)はgoodグッド!   この後よく飲んだのでした。




特に信仰心があるわけではないが、


石作りの巨大な モン・サン・ミッシェル を、継ぎ足しながら


よくぞこの過酷な地に建てたなぁと、感動すら覚える。


何か大きな力、つまり神様がいっらっしゃるのではないか?とさえ思えた。


            てっぺんに、この地を予言したとされる、

            天使聖ミカエルの像が、 尖塔に小さく見える。





夕方まで、ゆっくりこの地を楽しみ、いよいよ今夜のホテルへ


地図は持っているが、よくは分からない。バスが通っていること、


M・S・Mの最寄り駅「ポントルソン」行きに乗ればいいことは分かった。


それが分かるまでに、何人もの人に聞き、バスが止まる度に聞いたものだから


運転手がバスから降りて来て「待ってれば来るよ、行き先は書いてある」と


分からないフランス語とジェスチャーで、親切に教えてくれた。


ホテルへ行けるのかしら? だんだん気が弱くなる。



ホテルのことはホテルで聞こう!と、大きなホテルのフロントへ


「そのホテル分かります」  ホッ  「2キロくらいだから歩けますよ」  えっ


「バスはあるけど、しばらく来ません」   「歩くしかないね!」


私たちは、ノルマンディーの田舎道を、麦秋の畑を見ながら歩く。


4、50分のウォーキングだったかな、小さなスーパーや集落が見えて来た。


あの一角にあるはずだ!  ホテルが見えた!


あああ~ 「ポントルソン」行きのバスが来た~~~~~~~~


ほとんど同時に起きたことに笑っちゃうよね。


さっきの大騒ぎは何だったのか、二人で大笑い!







予約したホテルにOK泊まれる。


クラッカーインターネットはすごいビックリマーク




本格的フレンチをいただく。

美味しかった~




レストランにもなっていて、

宿泊客以外にも、地元の方々も

次々訪れて

ディナーを楽しんでいた。









         ホテル前は大きな交差点右矢印








いよいよM・S・Mのサンセット


       足元の川は、丁度満潮の波が押し寄せていた。

       向こう岸の白い海水の泡が、右から左へ速いスピードで動く。




               ライトアップしたM・S・M


ブログも長くなったが、   今日1日の長かったこと・・・


私たちの冒険は明日へと                つづく



足。    12,708歩