香煎を何十年ぶり?ってくらいに食べました。


ちょっと前に、実家の台所を整理していたら・・・

きっと父と母が、同じ地方のちょこっと山のほうに

日帰りドライブにでも出かけた時に、

道の駅かどこかで見つけて

懐かしさのあまり、衝動買いしたものと思われます。

が、それっきり、ホッタラカシになってたんでしょうね。

で、それを私がまた、こっそりお持ち帰りしちゃったものです。

え?こっそり?いいんですよ。

どうせそのまま埋もれてるんですから。

食べられないままにしておくよりましです。


あ、香煎って・・・わかりますよね?

別名、"はったいこ"とか"麦焦がし"とかいうやつです。

ここらへんでは"こうせん"と言います。

私も、むか~し、おばあちゃんがおやつに練ってくれたのを食べたきり?

作り方は簡単なので記憶に問題ないのですが、

当時は、いくら高度経済成長後とはいえ、

お菓子の種類も今ほどバラエティに富んではなく、

ここらへんではポテチもまだ販売されてませんでしたから

私の中では"香ばしくて甘くてとてもおいしいもの"

という位置づけがされたのです。


で、今日の香煎のお味。


最初、ちょっとお砂糖が足りない?と思ったので、

少々足して更に練り練り。

見た目も記憶どおりかな?

一緒に食べた子供たちも「おいしい」と。

こっちの"おいしい"は

私の時とは違って物珍しさからもあるんでしょうけど。

ま、我が家の子供たちが素朴な味が好きってこともありますが、

とりあえず「まずい!」と言われなくてよかったです。