下の子はADHDと診断されていますが、

正直、上の子が大変過ぎて、

あまり大変ではありません。

大変と感じない、

と言った方が正しいかもしれません。

 

赤ちゃん~幼稚園まで、

大きく気になることはありませんでした。

 

上の子や、

上の子のお友達と遊ぶことが多いので、

気が付いたら出来ることが増えていました。

 

気になることが出てきたのは、

小学校に入った時です。

授業参観に行ったときに、

貧乏ゆすりのような、

小さな動きがある。

落ち着きがない。

 

返却されたテストを見ると、

名前を書いていない

一つの設問を丸々飛ばしている

など、うっかり過ぎるケアレスミスがある。

 

「ゲーム片付けてね」というと、

なぜか水を飲みに行く。

(水が目に入ったorゲーム機まで歩く間に水があった場合、

先にそちらを行動してしまう)

 

担任の先生との面談で、

注意散漫なところがあること、

マイペースな時がること、

を指摘されました。

 

丁度その頃、

上の子の発達の病院にかかろうとしていたので、

下の子も一緒に診察することにしました。

現在の話ですが、

話すことも、

適度な大きさに調節することが苦手です。

 

場にあったボリュームの調整ができない。

 

家で話す時は、

とてもうるさい。

 

大きいよー!

と言っても、

一定のボリュームで話続けます。

 

何度言ってもわからないので、

アプリで音の計測をしてみました。

 

音の目安は、

60デシベルが、普通(テレビ、トイレの音)

70~デシベルが、うるさい(蝉の鳴き声、騒々しい街頭)

 

上の子の声は、常に70デシベル以上でした…

 

蝉の鳴き声、

でピンときたようで、

私の声ってうるさいんだねぇと

初めて認識してくれるように。

 

うるさい時は、

70デシベルだよ!

というと、

理解ができるようで、

小さい声になります。

またすぐに戻りますが。

 

ただ、目安があると

理解できるようで、

我が家では役に立っています。

小学校に入り、

気になったことが「挨拶」でした。

 

担任の先生から、

朝、教室に入った時の挨拶が出来ていないと

言われました。

 

近所の人など、

大人の知り合いに対して、

言えないようでした。

 

「挨拶」しようね、

と話してもしない。

大切なことだよ、

と説明して言い聞かせても

しない。

どうしてできないのか理由を聞いても

首を傾げるだけ。

 

言い過ぎもよくないなと思ったので、

さらっと話す程度にしていました。

 

挨拶ができない状況では、

恥ずかしがる反応でもなく

無表情で

はたから見ると

無視しているように見受けられる

感じでした。

 

頑なにやらないので、

だんだんとこちらの口調も強くなってしまう。

 

でも、

泣き出すわけでもなく

怒られて笑ってしまうでもなく

何を考えているのか

わからない表情で

何も言わない。

 

怒られた時、

子どもがとると想定される反応の

どれでもない。

 

以前から感じている、

「この子は何を考えているんだろう」

が強くなってきました。