そして月に一度のお写経の日
毎月習い事の様に通い、皆んなで無心でお写経する時間は私にとってとても大切な時間。
魂の栄養補給です✨✨✨
そんな写経の後は、先生から仏教豆知識を教わります。
4月はお釈迦さまが生まれた月ですのでお釈迦さま誕生について教わりました。
皆さんもご存知の通り4/8はお釈迦さまの誕生日ですが、なぜその日を「花祭り」と呼び、甘茶をかけるのでしょうか???
お釈迦さまの母マーヤさまは、ある夜不思議な夢を見られました。
空から突然、白い象が降りてきて、右わき腹に入る夢でした。これは、「世界中の人々をお救いになる、そんな偉大な王子が生まれますよ。」という、おつげの夢だったんです。
マーヤさまが懐妊されてから10ヶ月が経った頃、王子が生まれる用意などもあり、両親に会われるために里帰りをされたのです。
その旅の途中、カピラバストゥから25キロほど離れた、ルンビニ(藍毘尼園)という花園にさしかかった時、この場所で一休みなされました。そして、産気づきお釈迦さまをお生みになったのです。
花祭りの由来はルンビニの花園でお生まれになったからなんですね〜🌸🌸🌸
お生まれになったお釈迦さまを、まず梵天と帝釈天の二人が受け止めました。
そして、九頭の龍がお釈迦さまの誕生を祝い天から甘露の雨を降らせ、それを産湯に使いました。
その時、ハスの花が忽然と咲き、その上にお釈迦さまが立たれると、7歩歩いて立ち止まり、四方八方を見られてから、右手を天に向け、左手を大地に向け、「天上天下唯我独尊」とおっしゃったのです。
これが有名なお釈迦さまの誕生の伝説です。
花御堂の中に、生まれたばかりのお釈迦さまの仏像を置き、竜王にならって甘茶をかける。これを花祭りというんですね〜✨✨✨
お勉強になりました。
更に、お釈迦がお亡くなりになる時のお話。
80歳のご高齢で病を持ちながら旅を続けていたお釈迦さまは、マッラ国のパーパーというところに着いたときのことです。
チュンダという金属細工師(鍛冶工)に食物の供養を受け法を説かれたのですが、お釈迦さまはそのとき、食中毒にかかり激しく苦しまれました。
すでにお亡くなりになっているお釈迦さまの母、マーヤさまは、息子を助ける為に天から薬を風呂敷に包み投げ落とします。
しかし、木に引っかかってしまい届くことはありませんでした。
この話から薬を受け渡す事を「投薬」と言う様になったそうです。
お釈迦の涅槃の絵などには必ず木に袋が引っかかっているのが見て取れます。
これはその投薬だったのですね‼️
またまた心が洗われるお写経の日
20年前の昨日、私が初めて母となった素敵な記念日でした〜🙏✨✨✨✨✨