一昨日の神社仏閣巡り&散策の続き…
伝通院を出て、淑徳学園脇の坂道を下ります。この坂は善光寺坂と言いまして坂の途中に信濃の善光寺別院(小さなお寺さんですが)があります。
まず…伝通院(淑徳学園)の隣にあるのは慈眼院・澤蔵司稲荷。その昔伝通院の学寮に大変勉強熱心な澤蔵司という修行僧がいたそうです。しかしある夜、つい眠ってしまい(油断したのか)【尻尾】が出ているのを見られてしまいました。実は澤蔵司は狐だったのです。その澤蔵司を稲荷として、伝通院の鎮守として奉ったのがこの稲荷であります。たくさん写真を撮りたかったんですが、夕方になってきたので数枚しか撮りませんでした(夕方以降の稲荷や神社はあまり行くものではない…という旦那さんの弁)。
【お穴】と書かれた先には、小さめの鳥居をいくつも潜っていく祠があります。今回は下までは行きませんでした。
稲荷の入り口にはレリーフ?とでも言いましょうか…江戸時代のものでしょうね~【日向延岡藩】と記されております。
坂に出て、すぐ横には狛犬1対とちいさな祠しかない不思議な敷地が…。
旦那さん…何を祈ってますのん?
木鼻が可愛いです
さて~善光寺坂をず~っと下がって、商店街へ。文京区役所方向に向かって歩きます。
この通りを歩いていると信号に【こんにゃくえんまえ】と書いてあります。右に入ると目指すこんにゃく閻魔さん。
この奥に鎮座していらっしゃるのが閻魔様です。その昔、信心深い目の悪いおばあさんがお参りに来ていまして、こんにゃくを奉げたと。閻魔様は自らの片目をそのおばあさんに与えたそうです。ですのでこちらの閻魔様には片目がない!
賽銭箱には中野の新井薬師と同じ【め】の文字が書かれております。
そしてお地蔵様には塩がたくさん
この様子は新宿の太宗寺のお地蔵様と同じですね。塩は清めの意味がありますから。
そんなこんなで、こんにゃく閻魔をあとにしまして、春日通りに出ました。言わずと知れたあの春日局の春日通りです。この辺一体は春日局が将軍様から拝領した土地であったことからこの辺りの住所を【春日】とし、通りの名前も【春日】
であります。
中央大学手前にある礫川公園入り口にある春日局像。
さぁて~野球やってない東京ドーム見てもしょうがないし…