4月以降、約2ヶ月間の自宅鑑賞


・「みぽりん」2019年

・「銀座カンカン娘」1949年

・「法廷遊戯」2023年

・「パラサイト 半地下の家族 モノクロ版」2020年

・「Coda あいのうた」2022年

・「ファンタスティック・プラネット」1973年

・「死刑に至る病」2022年

・「フォール」2022年

・「ひみつのなっちゃん」2023年



最もお気に入りと感じたのが、

「ファンタスティック・プラネット」




ずっと「一度は観てみたい」と思っていたので念願の鑑賞でしたが、内容も期待以上で大大満足⭐️


巨大な宇宙人が、手のひらに乗る人間をペットとして愛玩にする世界を描くもの。


絵も音響も、設定も独創的で、すごく新鮮!

だけどお伽話のような、SFのようなホラーのようでもあり、興味が尽きません。


ほどよく不気味なのがポイント。


紙芝居のように眺めるもの良し、頭を使って意味を深読みしたり考えながら観るのも良し、感覚だけで音楽や詩のように味わうのも良し。


音声がフランス語というのも素敵です。


インスピレーションの宝庫、という感じで何度も観たくなります。




他に印象的なのは昨年見逃した「フォール」。

最大限に楽しむには、スクリーンで観るのが正解。


ポスター見た瞬間ゼツボー!


落下の恐怖を刺激するアトラクションムービー。

大画面でなくとも、手に汗握る(本当に手のひらジットリ)スリルを体感します。


YouTube撮影の為に600メートルの鉄塔を登るというクレイジーな話。


足場の狭さが更に不安を煽ります。


私は、高いところ好きなほうですが、それでもヒヤヒヤしながら観たので高所恐怖症の方には耐えがたい作品だと思います。





同じく昨年見逃した「ひみつのなっちゃん」が、可愛らしくて気に入りました。



この3人の源氏名が、向かって左から、愛欲ズブ子、バージンピュア蔵、モリリン・ストーン、と強烈。


すっぴんの時の、表情や会話のやり取りなどが見飽きないというのか、バイプレイヤー同士の個性が際立ち、リピート鑑賞したくなる作品。


「なっちゃん」の母親役、松原智恵子さんが、素朴なのに上品でお茶目で、すごく素敵💓


作中小道具とタイトル、「ひみつのアッコちゃん」とかけているのも、グッド♪







憧れの高峰秀子さん出演「銀座カンカン娘」

朝ドラでフォーカスされた笠置シヅ子さんとダブル主演のミュージカルコメディ。


戦後間もない時期で貧しい暮らしぶりが描かれていますが、2人とも信じられないくらいに明るく快活!


令和時代には、こんな若者いないなという感じですが古臭さはなく、とてもチャーミング!


終盤に、5代目古今亭志ん庄の芸が収められており、その部分だけでも、貴重な映像になるかと思います。



他、映画でなくTVドラマですがアメリカの「ケネディ家の人びと」2011年 全8話 鑑賞。


ケネディ大統領は、映画の題材でもよく取り上げられますが、時間をかけて家族関係に焦点を当てて描くのはドラマならではのアプローチになるかと思います。


ロバート・ケネディ役がバリー・ペッパーなので観ました。


準主演のような役なので、登場場面が多くて非常に満足!


ワイルドなタフガイや軍人役も似合いますが、今回の御曹司役も、エレガントな面が強調され信憑性があり素敵です♪








オマケ

映画鑑賞チケットのコラージュ帳がだいぶ育ってきました⬇️