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風の中で

もう一度、風を感じて
夢を信じて…

ふたたび、夢が
息を吹き返し

命の火が灯り出した



いつか、きっと

そう思い続けてきたものの
気が遠くなりそうに
絶望したり
悩んだり
もがいたり


それでも

前をみて来られたのは
キミがいたから


そして

たくさんの出会いと縁が
あたしを前へと
押し出してくれた



「妻」という
位置は、今世では
あたしには与えられなかった



それを
諦めるのに
相当の時間がかかった


いつも

その代わりに、歩いてきた
いばらの道


また、お前は
いばらの道を行く

キミは言うけど


そのように
転換していくことが

あたしの人生だった


その思いだけが
あたしを奮い立たせてきた


だけど、この数年
しばらくぬるま湯に浸からせてもらった


傷は癒え
充分に休み


吹いてきた風に
また、乗ろうと思う


「妻」では通れない
このいばらの道も、悪くない


これからは、そのいばらを
削ぎ落として


仲間と共に
手を繋いで歩いていく
広い広い道へと
人生最後の花道へと

なりますように


いまのあたしを
支えてくれる

最高の仲間に

最大の愛と

最大の感謝を




そして

どんなことがあっても
あたしはキミと
離れない


永遠に
あたしの愛は
キミだけに
深く在ることを

伝えたい