WISC-Ⅴのフィードバックの日。
出来れば夫婦で参加して欲しいとのことで、子どもを実家にお願いし、フィードバックを受けました。
年長の時に受けたWISC-Ⅳの結果とだいたい似ているけど、フィードバックの内容の濃さが全然違いました。
そして、前向きに受け止められるフィードバックで本当に受けて良かったと思えました。
もっともっと子どもの発達のことで悩んでいる人が先生と繋がって欲しい。
フィードバックの内容を簡単に記録で残そうと思います。
まずは、検査項目の
①言語理解
② 視空間
③流動性推理
④ワーキングメモリ
⑤処理速度
の意味を詳しく説明してもらいました。
(書いて良いことなのか確認していないためここでは割愛します)
息子の場合は、全ての検査が100を越えており、①と②が他の項目よりも数値が高く、③~⑤が平均より少し上くらいの数値でした。
心理師「100が平均のテストを作っているので、全ての項目で平均より上なので知能的な問題はまったくありません。」
心理師「①、②の数値が高い子は知的好奇心が高く、常に頭の中が気になることでいっぱいです。
息子さんの場合は、③~⑤が①、②よりも数字が低いため、入ってくる情報よりも処理能力が追いついておらず、凸凹がある状態です。
なので、何かに夢中になると処理しきれず先生の話を聞いていない状態になるのだと思います。
そして、まだ前頭葉が未発達の状態なので、自分がしたいこと(友達とのふざける、気になる物を触るなど)を我慢するのはまだ難しい年齢です。そこは理解して貰えると本人も楽になると思います」
私「授業中に何かに夢中で話を聞いていないのはどうで捉えると良いですか?」
心理師「3点お伝えしたいことがあります。
・まず、息子君は先ほども お伝えしたとおり、①、②の数字が高く、地頭が良いです。なので、授業がつまらないのだと思います。小学校の授業って、息子君みたいに1回で理解出来る子ばかりではないので、何回も同じ説明をするんですね。なので、息子君の場合は1回聞いて理解して、自分で読んで理解して るので、何回も同じ説明をされると『わかってるよ~』となって、別なページをみたりしてしまうのだと思います。
・次に、例えば隣の席の子にちょっかいをかけて邪魔をしているなど他に迷惑がかかっているのならそれは先生と相談してに何かしらの対策すべきことだと思います。
・そして、声がけで切り替えられるなら良いのですが、もし声がけしても切り替えられないとなると過集中となるので、支援が必要となってきます。
最後に、もし授業についていけてるか心配なのであれば宿題を自分で出来ているか見て貰えれば良いと思います。家に帰ってきて手伝わずに出来ていれば授業は理解していると思って大丈夫だと思います。」
私「宿題は学童で終わらせて帰ってくるので見直して少し直すくらいです。ほぼ手伝ってないですね」
心理師「だと、やっぱり授業がつまらないんだと思います!笑
ただ、学年が上がるにつれて格段に勉強が難しくなっていくので、今は別なことをしても授業についていけていますが、その方法では必ずついていけなくなる時が来るので、そうならないように見守って貰うことは必要だと思います。
他に何か質問ありますか?」
私「息子に学校での出来事を聞くと「 わからない」と言われます。面倒くさいのか本当に忘れているの気になってます。あと、今日の出来事の絵を描く授業でも1人だけなかなか描けず先生から「〇〇あったよね」などと声がけして貰っています。思い出すことが苦手なのかと感じています。」
心理師「学校での出来事の話は、面倒くさいんだと思います!笑 もう、本人の中では終わっていることなので、目の前の興味のあることをしたいんですよね。
また、ある意味、愛着形成がきちんと出来ているので、母子分離出来ているとも考えられます。
絵については…… 苦手なのがちょっと意外ですね。②の数字が高いので得意だと思うのですが…きっと、覚えたことを細かく表現しきれなくて苦手に思っているのかもしれませんね。」
夫「 なるほど~確かに。葉っぱを描くとなると葉脈まで描いていて、そんなに細かく描くと時間なくなるよ~と思うことがあります。」
心理師「授業だと、時間が限られているから大枠だけ描けば良いのに、精密に描来きたくて間に合わないなどあるのかもしれませんね」
夫「納得です。ありがとうございました。保育園の時に指摘されていてからずっと夫婦でとてもマイナスに捉えていて一時期とても落ち込んでいました。『小学校で勉強についていけてないのでは』と思っていたので、フィードバックを受けてとても安心しました。
保育園から指摘され、年長の時に受けたWISCの結果も大体似てる数値なのに、こんなに前向きなフィードバックはありませんでした。本当に紙を渡されてただの結果の開示でした。
『支援が必要な子』として 学校に報告すると言われただけでした。
年中の時に先生に出会いたかったです。
そしたら、もっと前向きに本人の特性に向き合えたのにと思います。」
心理師 「そう言って貰えると嬉しいです。WISCはどの心理師から受けるかも重要になります。今後、結果を踏まえて解らないことがあればいつでも聞いて下さい(^^)」
と、1時間に渡って細かく説明して貰いました。
夕方、息子が日記の宿題をしているのを見ていました。
息子「う~ん…伝えたいことがまとまらない…」
私(入ってきた情報を今、ワーキングメモリして、処理してるんだ!頑張れ!)
と穏やかな気持で見守ることが出来ました。
本当に子どもの発達のことで悩んでいる方はぜひ繋がって欲しいです。