三日坊主のつぶやき。

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気まますぎる更新
保育士です。
主に読書記録や保育、日常のことや思ったことについて書こうと思います。

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これまた久々の投稿に…笑

読書熱を再燃させてくれたのはやっぱりミステリーでした!



 東野圭吾
『放課後』
    (講談社文庫、1988)





無知でお恥ずかしいのですが、この作品が東野圭吾さんのデビュー作だったことを知りました!


いつも本屋であらすじを読んで自分の好きなものを購入しているので他の情報には疎いです…泣き笑い






<ストーリー>
舞台は高校。主人公はアーチェリー部の顧問です。
校内の更衣室で教師が殺害され、事件が進展していきます。そして続々と登場する犯人候補。果たして誰が犯人なのか…。というようなストーリーです。









度重なる真実にゾクゾクする




物語の中で主人公が事件に関して様々な仮説を立てる場面があります。そしてその仮説が真実になった時、主人公と一緒に驚き、ゾッとすることでしょう…。




本格推理小説と言った方が分かりやすいのかもしれないのですが、伏線回収もありますし、熟読必至のコテコテの推理場面もあります。




物語が進むにつれ、ヒントになりそうなことや、確証できそうなことが次々と出てくるため、後半はもう読む手が止まりませんでした…!








それぞれの人間らしさが垣間見える



舞台は学校ということでもちろん生徒も出てきます。それがまた個性豊かであり人間らしさを感じるような描写が多いと感じました。




決して綺麗な部分だけを切り取らず、純ではないところも描くことで、ある意味等身大の女子高校生の思考や行動が表れていました。




主人公においても同様に、教師も1人の人間なんだなあと改めて思わせるような描写もありました。











久しぶりにミステリー小説を読み、伏線回収と推理する楽しさを感じることができました照れ