「あなたは…誰ですか?」

そう言われた時、僕は驚いた。

なんで……

僕の記憶を……

無くしたの???

ーーー

あれは4時間前

とある撮影があった僕はカフェで撮影をしていた。

撮影は順調に終わっていき、休憩に入った。

「お疲れ様です!」

とスタッフに言われ、僕は当たり前のように

「お疲れ様です」

と答えた。

「あっ!駿〜〜〜!!」

僕の大好きな人の声が聞こえ、振り向くと僕は嬉しそうな顔をしたと思う。

僕の所に走ってきてるあの子の名前は愛音。

僕の大好きな彼女で付き合い始めた当初から世間に公開してるのでなんとも言われない。

「愛音ッ!!来てくれたのか???」

「うん!駿ってば必ず来いよってうるさかったからね!」

「俺そんなこと言ったか?」

「言ってたよ!!」

やっぱり、愛音と話すと心が安らぐ。

大好きな気持ちが増えるばかり

ずっとそばに居るから

そう、いつか言おうと思ってるけど……

なかなか上手くいかない

「撮影再開します!」

スタッフさんに言われ、愛音と離れたあと、撮影に望んだ。

事件は突然だった!

ブー

(んっ???)

振り向くと車が僕の目の前に来た。

逃げろ!とスタッフに言われ、逃げてるが間に合わない

そして……

「うわぁーっ!」

ーーー

「んっ……あれ?」

目を覚ますと、僕は建物の近くで倒れてた。

ゆっくり体を起こし、真正面のを見て驚きを隠せなかった。

「愛音ッ!!!」

愛音が血だらけになって倒れていた。

僕は必死で助けたあと、スタッフさんに救急車を呼び、そのまま病院に運ばれた。

スタッフさんから聞くには

「駿くんが引かれる寸前で愛音ちゃんが自分を犠牲にして駿くんを守ったんだよ」

って

おいっ……死ぬなよ……

愛音ッ……!!!

ーーー

そして今の状態になってる

病院の先生に聞くには記憶を一時なくしてるらしくて、何かで思い出すとは聞いたけど分からない。

とりあえず仲良くすることだ!

「えっと……僕は美風駿って言います。愛音さんとはお付き合いをしています」

「初めまして……いや、こんにちは美風さん。私は和泉愛音と言います」

「僕のことは駿って呼んでください。僕も愛音って呼びますね」

「はい」

それから、僕は愛音と毎日会った。

愛音は驚いてたけど嬉しそうに微笑んだ。

新しい記憶を作りながら、今までの記憶を思い出すために少しずつ昔のことを話した。

出会った頃の僕達と付き合い始めた僕達の話をゆっくり話した。

愛音はうんうんと頭をうなづきながら聞いた。

「今日はこの辺までにしとこうかな。また明日も来るね」

「いつもありがとう駿」

「どういたしまして。それじゃあまたね愛音」

少しずつでもいい

愛音の記憶が戻るまでは……

それから数日後

「うっ……!」

「愛音ッ大丈夫か!?」

「うん……なんか少しだけ記憶が思い出したような感じで……」

「そうか?焦んなくてもいいから。俺はずっと待ってるから」

「ハァ……ハァ…ありがとう…駿」

その日から頭痛の痛みが続き、少しだけ距離を置いた。

そしてまた数日後

「あの…駿」

「ん?どうかした???」

「一緒に……歌いませんか?」

「歌う?」

「はい」

どうやら、取り戻せた記憶には2人で歌ったことを覚えていて、どういう歌かを歌いたいと愛音に言われた。

僕は許可をして2人で歌い始める

ーーー

たった2文字だけで 伝わるかな

一緒にいたいなと思ってる

出会えたあの日からずっと

君を思い続ける


キラキラ光る流れ星

2人でお祈りをしたよね

何をお願いしてたの?

秘密だと言ってたね


少しずつ一緒にいると

ハートが高鳴るんだ

I Love You


いつでも君をずっと思ってる

君に伝えたい言葉があるから

どうか聞いて

僕の中から溢れる想いを伝えるから

君の隣にいたいんだ

だから僕にその隣をください

僕は

君が

好きなんだ

溢れる想いを伝えて

いつの日か君のことをずっと惹かれてたんだ
僕は

好きだよ

伝えたくて

いつの日も想うから君の王子様にならせて

大好きな君へ

ーーー

「うっ……!」

「愛音ッ!!!」

倒れる寸前だった彼女を抱きとめ、ベッドに寝させた

「ありがとう駿」

「どういたしまして」

「怪我なくて……よかった」

「えっ……」

今……

怪我って……言った???

「もしかして……思い出したの?」

「うん……駿と歌ったからかな?記憶が早く戻ったの」

「……!」

「ただいま駿ッ!」

「おかえり愛音!!」

僕は愛音を抱きしめた。

歌が

僕と愛音の記憶を

思い出させてくれた

そして、僕達は真正面に向いて笑いながら

口付けた

その数年後

僕と愛音は結婚した

(おしまい!)




ーーー

主な登場人物

美風駿(みかぜしゅん)

和泉愛音(いずみあいね)

2人の特徴

アイドルをしていて恋人同士

ーーー

はいっ!

頭の中に浮かんできたものを短編小説にまとめました。

「記憶」というのをテーマに書かせていただきました!

更に、歌も頭の中で浮かんだものを歌詞にまとめました。
替え歌としてでも歌えます。

突然、身の回りの誰かが記憶を失ったとしても、焦らず、相手とゆっくりお話をしましょう。
最初からいっぱい話すのではなく、一日の出来事を話すだけでも貴方は記憶を手伝っているから。

それだけをお忘れないでください。

今日は色んなことがあったと思いますが、明日も頑張りましょう!

夜遅くに失礼しました!

おやすみなさい