ペットロスにある人に・・・
愛する人を亡くして悲しみの淵にいる人に・・・
愛する猫のタマが天国に行ってから1週間が経ちました。
タマの生前、わたしはタマが死んだらきっとペットロスになるだろうな・・・と思っていました。
タマが亡くなるまでの間、発狂寸前でしたし、もちろん亡くなった時にもこれ程の悲しみ、苦しみがあるのか・・・と思いました。
でも予想していたより、随分早く回復している自分に客観視しながら正直驚いています。
もちろんタマを思うと回数は減りましたが、まだ涙はポロポロ出るのですが・・・
この回復の理由がきちんとあって、そのことをブログを通して少しずつお伝えしたいと思うのです。
わたしが回復したきっかけになった不思議なお話・・・
そのお話が、同じように愛する存在を失って、悲しみの淵におられる方の少しでも癒しや希望になれば嬉しく思います。
ご縁のある方に、必要な方にお届けできますように・・・
子供のいない私にとっては、ペットのタマは子供同然でした。
もうすぐ10歳になる娘を亡くした心境です。
タマは、全然猫っぽくなくて、わたしにべったりの甘えん坊さんで、いまだにトイレの中にまでついて来ていたし、家の階段の上り下りにもずっとわたしの足元についていて「危ないよ」とよく叱られていたものです。
具合が悪くなる前日もいつものように、階段でわたしを追い越して、上か下で待っていました。思いっきり見上げて、尻尾をぷるぷると震えるまで立たせて、愛を伝えてくれました。
「タマは本当に速く昇れるね~、ママより全然速いんだね~」なんて話しかけていました。
タマが起きているときのほとんどは、わたしを見ていてまるでストーカーのようでした(笑)
そんなタマが居なくなって、わたしは愛のすべてを無くしてしまった気持ちになりました。
タマは要求?がものすごくて、いつもわたしに声をかけてきていましたので、タマがいないと、家の中はシーンとしているし、タマの要求に応える必要がない分、家の中も散らからないし、家事もすぐに終わってしまいます。
「タマがいないと家が汚れない」夫とも話しています。
まだまだタマのことは書ききれないほど思い出があります。
いつも100%の愛情をわたしたち家族に与えてくれた、太陽のような存在でした。
そんなに存在が大きかったタマ・・・
タマを失った悲しみをわたしには乗り越えることができるのか・・・
乗り越える自信などありませんでした。
タマが具合が悪くなってから亡くなるまで7日。
その間の事は辛すぎて今は思い出したくありません。
タマもきっと苦しかった思い出より、楽しかったことを思い出して欲しいと望んでいると思うから。
でも本当に頑張ったタマの最後を、いつか必要なときに紹介する機会があるかもしれません。
わたしの敬愛するミディアムの方(Aqua先生http://aqua-medium.jugem.jp/)からタマがなくなってすぐに
「この子は大変頑張りました。すべては米林さんのためです。米林さんの無償の愛に報いようとこの子が最期まで頑張ったご様子を見ていただきたかったようです」
というメッセージをいただきました。
本当に頑張らせてしまった・・・と自分をまた責めてしまったのですが
「どうぞ、ご自身をお責めにならないようになさってください。
米林さんの判断の誤りではなく、
その愛の深さに応えようとなさったタマちゃんの愛なのですから」
とのお言葉をいただき
「こちらの方が愛をもらったのよ・・・」とタマの愛にまた涙が溢れるのでした。
それほどにタマは最期の最期まで頑張ってくれたのです。
わたしは、現在セラピストとして、精神科で看護師の経験もあり、少しですが心理やカウンセリングの知識もあります。
そしてまだ駆け出しですが、ミディアム(霊媒)としても活動しており、スピリチュアルには精通しています。
スピリチュアルに興味を持ったきっかけとしてワイズ博士の『前世療法』という本があります。
ですから死は必ずしも終わりではなく、魂は永遠なのだと信じています。
一方、夫はと言うと、スピリチュアルについてどう思っているのか・・・一緒に『オーラの泉』という番組をずっと観ていたので、全く感心がないわけではないようですが、わたしのスピリチュアルな体験や考えなどを話しても面白くなさそうなので、普段はあまり夫婦の会話にはあがってきません。
そんな夫が、タマの死後になんと急にミディアムとして目覚めてしまったのです!!!
でもそのことで、わたしはとても救われたし、笑顔も食欲も取り戻し、そして夫婦の会話も増えています。
生前からタマは夫婦の仲が悪くなると子供のように心配して一生懸命、わたしたち夫婦の仲を取り持とうとしていました。
だからタマは死んでからもこうやってわたしたち夫婦の為に働いてくれるんだな・・・とわたしは思っています。
次回からは、少しずつそんな不思議な体験について書いていきたいと思います。