幼馴染と花嫁

　小さい頃からの幼馴染みが花嫁様になりました。真っ赤な着物と、真っ白なウエディングドレスと、桃色のドレスをきて。とびきり可愛い、自慢の幼馴染みなだけにホレボレ。
　その子は、保育園の頃から知っていて何十年ものお友達です。３人いる幼馴染みの中で誰が最初にお嫁に行くか、なんて話していましたが、それが現実になると不思議な気分。それと同時に、家族が旅立っていくような寂しい何ともいえない気分になり、結婚式の時にはもう一人の幼馴染みとポロリと泣いてしまったり（ポロリどころか号泣だったらしい）。。。そしてとっても家族思いのその子は、就職で地元に戻り、結婚式の前には会社を辞め実家で家族と過ごす時間を作ってました。本当にすてきな家族で仲良しなのです。親元を離れるその子の寂しさや、昔っからお世話になってるご両親の姿を見ると、胸が詰まる思いです。切なさの方を感じ取ってしまう。でも、本来お嫁に行くってのは喜ばしいもの。遠距離恋愛で、頑張った分、親元を離れても思いっきり幸せな家庭を築いてほしいなと願います。あれだ、家族思いな幼馴染みだから、きっと暖かい家族をきづくはず。