真冬の冷たい風に肩を上げ
波の音を聴き虚ろに空を眺めている
取り残された感情を余所に
時間だけが悪戯に過ぎて行く
褪せて滲んだ文字の手紙に
君の香りが少し残っている
教えてくれたあの場所を車で走る度
ある筈のない哀しみを覚え
包まれていた淡い記憶の中に
僕は独り身体を委ね欲望を抱いている
ふあ
真冬の冷たい風に肩を上げ
波の音を聴き虚ろに空を眺めている
取り残された感情を余所に
時間だけが悪戯に過ぎて行く
褪せて滲んだ文字の手紙に
君の香りが少し残っている
教えてくれたあの場所を車で走る度
ある筈のない哀しみを覚え
包まれていた淡い記憶の中に
僕は独り身体を委ね欲望を抱いている
ふあ
遠目で煙草を吸う顔
はっきりと写真のように
忘れられない景色
鳴り響く電話のベル
深夜の激しい雨空
消えない景色
散り行く花びら
さようならって言ってる
土手沿いになびく風
浮かんでしまう景色
手を伸ばすと届きそう
乾いた口元からこぼれた
行かないで・・・
戸惑いは憂いに沈んだまま
季節が巡る度、思い出す
探したくても
君はもう何処にもいない
ふあ
人は人に惑わされる事を覚える時
迷い、立ち止まり、悩む
何処まで続いているか、それは判らない
言葉を見失い無言になると
音楽は始まり何かを教えてくれる
そうなら、見えるように行こう
僕等が歩こうとする道は図り知れなくて
ふあ
大きな荷物抱えているのに軽いステップで
厭味な顔つきで微笑んでご機嫌は最高
聴こえるのは頭上に燃え盛る太陽の炎が
余計に囃し立てる口笛のリズム
汚れた手が何故か光って見える
幾度も描いては死んでいたはずの
鋭い赤い眼の青い豹その身体全体に
血が注がれ熱く流れているかのようで・・
「なぁ?うまくいったのか?今度は何処?」
問い掛けてもまた曳航されこの地から離れ去る
黙っていても背中に見える奴の決まった台詞
「恐れていたら何も出来やしないよ。」
ふあ
途中で手が止まってしまうんだ
何度も、浮かべては消して
何度も、書き直しては消して
何度も、破いては捨てて
閉じては開いて、閉じては開いて
そのうち文字が滲んで見えて
判らなくなって来る・・・
時計の針が回るたび
有り余る感情と景色の残像が
僕を左右させ困らせる
言いたい事はひとつなのに
ふあ