学習発表会に向けて、練習が始まった11月。
約1か月かけて、一クラス4グループに分かれてそれぞれ別のダンスの練習をする。
先生の配慮で、息子は視覚から覚えられるようにと
クラスメイトの練習を見せることから始まった。
クラスメイトを先に仕上げてから、息子を入れる作戦。
2週間経った時に、いざ、一緒に練習させようとしたところ、嫌がったそうだ。
すっかり自分はお客さんとして、見る立場になってしまっていたのかもしれない。
また、みんなが上手になると、自分が出来ないのが恥ずかしくて自信がなくなった可能性も。
自宅では、先生が参考にしたというYouTubeの動画を2週間、息子に観せて踊らせていた。
しかし、やはり、振り付けも隊形移動もYouTubeとは全然違うので、息子も混乱していたのかもしれない。
そこで、先生に相談し、振り付けの動画を送ってもらい、自宅での練習を始めた。
本番で気にならないように、
本番で使う物と同じ扇子を教えてもらい、ダイソーで購入した。
①②③と目印を幼稚園でも自宅でも貼って、前後にテープも貼った。
朝と夜に練習した。
衣装も何度も着させて慣れさせた。
1週間経ち、だいたい踊れるようになったが、幼稚園では踊らない。
三連休でしっかり練習し、毎日、幼稚園で踊ろうねと言い続けた。
すると、
本番5日前から、教室で踊れるようになり、4日前から舞台の上でも踊れるようになった!
小児科の先生が、自信が付けば踊れるようになる!と言ったのは当たっていた。
音楽が鳴れば、身体が勝手に動くくらいまでになった息子。
振り付けの左右の違いや、腕の伸ばしなどが中途半端だが、
あまり浮かない程度には仕上がった。
本番3日前から自宅では、衣装を着て踊る練習をした。
本番の前日、先生から練習を見に来ませんかと声を掛けて貰った。
運動会は泣いてほとんど参加出来なかった為、
担任の先生が
『練習はポン太くん頑張っていたのに見せられなかったのは残念だった。
発表会も本番で参加出来なかったら、勿体無いので宜しければ是非。
多分、今のポン太くんの様子なら本番も大丈夫だと思いますが、念のため』
本番前日、こっそりと見に行った。
が曲が始まってすぐ、舞台の上から私を見つけるなり
「あ!おかあさーん!お母さんいた!」
と先生に大声で報告
本番でなくて良かった
しばらくして踊り出したけれど、後ろを向く時に前を向いたままだったりしたので、少し目立った。
自宅で、最後の練習。
隊形移動と、後ろを向く練習と
「お母さん見つけても言わないよ」と約束して、
いざ、本番を迎えた。