年少の2月の終わり、あと半月も経てばで終業式だ。
年中からは加配の先生を付けてもらうことになった。
ただし、息子1人に付きっきりという訳ではない。
今までは、
年中からは1クラスにつき担任1人、学年全体で補助1人だったが、
これからは、1クラスにつき担任1人+補助1人になった。
それだけ、支援が必要な子が学年に何人か居る、ということだ。
手続きには診断書か、療育手帳のコピーの提出を求められる。
診断書の発行には3,000円かかる。
これから、何かの手続きの度に、
わざわざ病院に行っては3,000円払うのは大変だなぁと思ったので
療育手帳を申請しようと考えた。
療育手帳とは、知的障害を証明するものだ。
息子が知的障害者だと、証明される。
自閉症スペクトラム+知的障害。
この際、腹を括って息子に必要な支援を受けよう。
周りにもっと頼ってもいいかもしれない。
そう思った。
また、転勤族なので、もし県外に引っ越す時も、療育手帳を持っていた旨を伝えたら
転居先での支援サービス、幼稚園や小学校などの手続きがスムーズにいくかも?
と思い、市役所に行って申請した。
審査の為の検査日程の連絡は、2ヶ月以上かかると言われた。
気長に待つことにした。
さらに同じ頃、数ヶ月前に療育を受けたくて予約していた、
障害者のための総合病院を初めて受診した。
この受診をきっかけに、病院+発達支援センターでも療育を受けられることがわかり、
早速行動に移していった。
しかし3月に入り、新型コロナウイルスの影響が出始めた。
幼稚園はなんとかやっていたけれど、
卒園児のお別れ会は中止、卒園式などは全員マスクを着用したり、懇談会なども中止となった。
終業式はかろうじて行われて、お世話になった担任の先生と記念にツーショット写真を撮った。
大好きな先生とくっついて照れたのか??
何度も目を開けて〜と言ったが、目をギューっと閉じた、くちゃくちゃの作り笑顔だった。