秋が近づいてきた頃、私立幼稚園に面談に伺った。
息子も連れていった。
私の隣に座らせて、現在の息子の様子を話した。
療育園でお友達を「おいで〜」と誘って遊ぶようになったこと。
三語文が少し出てきたことなど。
一方的な要求は言葉でいうが、会話のキャッチボールがまだ難しいこと。
集団行動は難しくて、ずっと教室に居れるかわからないこと。
手先が不器用なこと。
学習発表会のダンスは出来なければ無理にさせなくて良いと考えていること。
色々と出来ない事もしっかり伝えた。
横で座る息子に、主任の先生が「幼稚園来る?」
と尋ねた。
息子は、返事はないがニコニコした。
そのまま主任の先生に手を繋がれて、
保育後のバス待ちの子どもたちがDVDを観ている部屋の前に行った。
息子はスッと教室に入って、座って一緒にDVDを観始めた。
主任の先生は、息子が教室に入れた事で、大丈夫そうだね。と言ってくれた。
運動会が終わったタイミングの11月から、私立幼稚園へ入園が決まった。
10月末で療育園を卒園することにした。
とにかく慣れるまでどれくらい時間がかかるか、不安いっぱいだったが、
教室から出てしまったときは、静かなお部屋に行く等、出来る限りの対応してくれるとの事。
案ずるよりも生むが易しだ。
また新たな環境で、仕切り直しの息子には負担かもしれないが、親としてサポートすることにした。
成長を一緒に喜んでくれた療育園の先生と毎日会えなくなるのは心細いし、
息子の事を知っている貴重なママさん達とも、離れるのは寂しい。
ようやく慣れてきたお友達とも、お別れした。
卒園後も、療育園のママさん達とは会ったりしている。
(今はコロナで難しいけれど)
療育園で知り合ったママさん達は、とても貴重な存在だ。
定期的に会って、情報交換や、子どもの困りごとを共感してもらえるし、かなり精神的に救われる。
そういう意味でも、療育園に入園できたことは、良かったと思う。
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