夕方からの陣痛で一睡もできず、朝9時に分娩台に上がってもなかなか産まれず、3時間。

先生がお腹をギューギュー押してくれて、ようやく産まれた息子は、私が妊娠糖尿病だったため若干の低血糖だった。

糖水を飲まされると、特に問題なく、黄疸もなく、保育器にも入らなかった。

ただ、泣き方が弱々しく、他の同室の赤ちゃんの元気な泣き声にかき消される程だった。

子猫が鳴くような、か弱い声。

寝ていたら気付かないかもしれないと不安に思った。

母乳は頑張ったが、一箇所乳腺が細いので、量が増えない。

母乳だけだと、スケールで体重を計っても±0か、マイナスだった。ほとんど毎回ミルクを足した。

だけど、すくすく体重は増えて無事に退院できた。