☆Å☆ 気まぐれお稽古日記 ☆Å☆

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  日本舞踊、着物の着付けそして片岡愛之助さんの事等々
    今は愛之助さんのことばかりに…。

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◆七月大歌舞伎 歌舞伎座

先日やっと取れたチケットで歌舞伎座へ行ってきました!

昼夜通しの観劇です。


昼の部 一、南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)

      二、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)

      三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)

やっと取ったチケットなので一等席でも二階の後ろの方です。


何故観たいと思ったかですが、猿之助さんの早替わりと

玉三郎さん、中車さんが観たかったからと海老蔵さん、

市川右近さん、獅童さんが出るからかな~


七月大歌舞伎 歌舞伎座


一、南総里見八犬伝は中日劇場で「新・八犬伝」を通しで

観ているので筋は頭に入っております。

今回は犬塚信乃(獅童)と犬飼現ハ治(市川右近)が大屋根で大立ち廻りから始まり、中日劇場を思い出しながら楽しめました。最後に大屋根がひっくり変える所は歌舞伎座独特なものだそうです。

二場は八犬士が集まり共に闘って行こうと誓う所で終わりですが、通しを観ているから良く分かりましたが、二場だけでは深くは分からないなぁ、これからは通しのものを観て行きたいと思う。


二、与話情浮名横櫛はお富(玉三郎)と与三郎(海老蔵)の

話は有名なので知っておりますが、今回玉三郎さんと中車さんを楽しみに観に来たのに私としては初めてですが、眠ってしまいました。爆睡ではないですが、所々舞台を観ては眠りに入ってしまいました。残念でした。幕見で観ようかな。

やはり席のせいで観にくかったなのかな…。


三、蜘蛛絲梓弦は猿之助さんの早替わりで楽しめました。

門之助さんが好きなのですが、海老蔵さん、獅童さんが

出ているせいかあまり光りませんでした。


隣りの人もチケット取るのに苦労したと言われてました。


夜の部 一、一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき)

      二、怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)


一、熊谷陣屋は有名ですし何回か観ているので、安心してじっくり観られます。

熊谷直実(海老蔵)、平敦盛、源義経(梅玉)、藤の方(魁春)、相模(芝雀)の繋がり、それぞれの想いが哀れです。


二、怪談 牡丹燈籠は怖い話と予想して行ったのですが、幽霊になったり人魂が出たりしましたが、可笑しくって一度も怖いとは思えず、喜劇として楽しめました。

特にお峰(玉三郎)と伴蔵(中車)夫婦のやり取りが面白く、芸達者な二人に引き込まれました。

中車さん、すっかり歌舞伎役者として、芸を磨かれました。殆どこの二人芝居でした。もう大満足な舞台でした。

もう一度観たいと思います。歌舞伎って楽しいなあ、

今月も数回の歌舞伎が観られて感謝の一日でした!