前回の続き。未だ眠気が襲ってきませんw ので、今回は就活について。

昨年サンフランシスコに行ってからというもの、アメリカで働きたいという気持ちが強くなり、今回の就活の際にも本当に悩みました。

離婚したこともあり、もうドイツにこだわる理由はない。新しい人生を新しい国で始めたい。。と思いましたが、今通っているのはドイツの専門学校。資格もドイツのものだし。。と悶々としていたある時、学校で進路相談会みたいなのがあり、参加しました。そこでアメリカ人の先生に色々相談しました。彼女はドイツに20年以上住んでいて、自身も就職の際にドイツとアメリカの二択があったということで、親身に話を聞いてくれました。すると「若いんだから、行くなら今じゃない?ドイツの資格はアメリカでも通じるはずだから大丈夫。それにドイツでは証明書重視の傾向があるけれど、アメリカでは実力と経験がモノを言う。ステップアップのチャンスも遥かに大きい。あなたの語学のコンビネーション(日•独•英•西)があれば絶対仕事があるはず」というお言葉。

その言葉に勇気づけられ、米国パスポートを再取得したりTOEICを受けたりと準備をしていたんですが、考えることがありました。

それは、健康保険とサンフランシスコの家賃問題。ドイツでは月々の健康保険料を払っていれば、無料で診察を受けられるし、薬も大抵5ユーロ。家から出られないくらい具合が悪い時は、お医者さんが家に来て無料で診察してくれる(保険に入っていれば)。ミュンヘンは家賃は高いけど、払える範囲内だし、他に安い町もある。一方(働くならサンフランシスコかその近郊と決めていたのですが、)サンフランシスコはとにかく家賃が高い。




高すぎる!




近郊も高い。治安が悪いエリアでも高い。



。。。チーン


結局何を選択するかということになるんだと。生活が苦しくなってでもアメリカに行きたいのか?たとえドイツの資格が認められたとしても、のこのこ外国からやってきたばかりの、まだその分野で職務経験のない英語も完璧でない外国人に、実力主義のアメリカであっさり仕事が見つかるとは思えない。もっと若い時だったら、働けるなら何でもよかったと思ったと思う。でも今はこれだけ勉強して取った資格を活かせる仕事がしたい。ならばまずここドイツで職業経験を積み、貯金もして基盤ができてから行っても遅くはないのでないかと。これまでの人生、全てにおいて「善は急げ」を選択してきた。それはそれで収穫もあったと思うけれど、急ぎすぎて結果的に大きな回り道をしたこともある。ならば人生で一度くらい「急がば回れ」を選択してもいいのかなと。

等々考えた結果、まずはドイツで経験を積もうと決めました。ちょっと長くなったので、続きは次回に。でもまだ眠くならない。。ゲッソリ