先日ある方と話をしていて気づかされたことがある。

自分のなかでもう答えは出ていて、消化したと思っていたのにそうじゃなかった。

心の深いところでずっと気になってたんだ。

だけどそこをもう一度掘り起こされて、あー、わたしここがまだ引っかかってたんだ、て思ったわ。

どういうことかというとね。

クライアントさんの望むものをそのまま提供できないことに対して覚悟を決めきれてなかったの。

セッションにはなにかにうまくいっていないと感じていて、それを解消したい人が来てくれる。

だから具体的な改善策をお伝えしたりもしている。

だけど、なかには「いやいや、あなたに必要なのはリーディングじゃないでしょっ」て人もいるの。

リーディングで答えを貰えればなんとかなると思っちゃうのね。

そういうときは「もうそれ以上言うな、現実的な話しろ」って指示がくる。

現実的な話ってたいがい、自分のことを否定してることとか、ご両親との仲についてとかね。

自分自身がボロボロなのに人のことを救いたいとか思う人とかはもれなくそう。

(それが悪いと言ってるわけじゃないからね。先にやることがあるよっていう話)

なにかがうまくいっていなとき、問題の核はほぼここなのよね。

今やるべきは、前に進むんじゃなくて、一度過去を見直しなさいということ。

そういう人に対してどう対応するのか。

クライアントさんは前に進むための答えやアドバイスが欲しいのに、それに応じられないことに葛藤があったのよね。

これまでもあまりに現実ばなれしてて、このままでは今後もっときつくなるよって人には伝えたこともあるけれどちょっと遠慮してた部分はあったと思う。

今回そこを掘り下げてもらって、まだまだ消化できてなかったことにも気づけたし、人の盲点を突くことの役割としての重要さも、自分の身をもって体験できてよかったと思ってる。

そうだよね。セッションをしているのはわたしであってわたしじゃないんだった。

だからクライアントさんの望み通りの答えを渡せないパターンもあるわけだよね。

宇宙の意志を伝えているだけだからそれでいいんだった。

望んでいるものを提供したいなんて、わたしのエゴは宇宙の営みには関係なかったよね。

危ない危ない。

相手にそこを突っ込まれたとき「え?今さらなんでそこ聞くの?」って思ったけど、聞かれて正解。

聞いてくれてありがとうございます、だわ。

でね、この体験を通して改めて思ったんだけど、私のセッションの方向性もこれでいいんだって思えた。

ほんとにね、みんなすごい勢いで変わっていってるもの。

自分の人生なんかこじれてない?と思う人はセッションに来てね。

わたしはその原因を探せるし、いま一番必要なこと伝えられるから。




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