たまたま聞こえてきた会話から、ふと想う。
大人から「これはペケだねぇ」と言われて
とまどっている小さな女の子がいた。
何かを書いた紙を見せていたらしい。
少女は問い返す。
「どうしてペケって言うの?」
「ペケじゃ通じないか、だめってことだよ」
と大人は答える。
少女は納得したのかしないのか、それ以上言葉を続けなかった。
そもそも少女の質問の意図は何だったのだろう。
「ペケ」は「×」。「いけないこと」の意味。
もしかしたら、最近の小学校では「だめ」「ペケ」と言わないのかも。
「他人を否定しちゃいけないんだよ」という子どものメッセージだったのかしらん。
ところで、
「ペケ」がどうして「いけないこと」を意味するのだろう。
中国語の「不可」からか、と書いてある辞典があったけれど、
最後に「か。」とあるから、未確定のはず。
う~ん。
少女の言葉にはいろいろな疑問が含まれていたのかも。
実はこの話題、かつて作文の練習で書いたもの。
今回少し手を加えてブログに載せてみた。
このところ題材探しに四苦八苦。。。