半年に1回くらい…定期的に、
歌舞伎を拝見する機会があるのです。
今回は秀山祭九月大歌舞伎へ。お昼の部。
演目は「摂州合邦辻」と「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」。
沙門空海唐の国にて鬼と宴すは、
夢枕獏作品を2016年に歌舞伎化。
いわゆる新作歌舞伎というものです。
「摂州合邦辻」においては、
男女の痴情のもつれ……かと思いきや、予想だにしない展開に度肝を抜かれます。
菊之助さんの迫力あるお芝居の連続で、
圧倒されまくりでした。
そして、米吉さんが可愛い。
姫役といえば米吉さんですねー
(個人の感想です)
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」は、
なんと、中華ファンタジー！！！！
歌舞伎で中華ファンタジー！？って感じでしたが、
めちゃめちゃ面白かったです！
ほとんど現代語なので、わかりやすかったし
だからこそ、
役者の皆さまの個々人のお芝居が光っていて、
見応えたっぷりでした✨
空海役の松本幸四郎さんは、
おもしろと、真面目の力の抜き差しが本当にお上手で、
見習うところしかありませんでした✨✨
そして、米吉さん(推し…)の
落ち着いた女性もイイ。
ずっと後ろで、チラチラと、いろいろやってんのが良い
緩急あるストーリーと、
プロジェクションマッピングを用いた最新感。
新作歌舞伎✨って感じで良かったです
両作とも、また観たいな〜という作品でした