昭和3年に建ったエコハウス
昨日、JR大山崎駅北側に建つ「聴竹居」という『自然エネルギーを生かした』住宅を見学させていただいた。![]()
その建物は東大建築学科を卒業して竹中工務店に設計課員として入社し、大阪朝日新聞社(昭和40年代に解体)を設計された藤井厚二(1888~1938)氏が『パッシブ住宅』を実験的に四軒建てた後、集大成として5軒目に自宅として昭和3年(1928年)に完成させた今でいう“エコハウス!”
山の斜面を利用した敷地に建っていて、西風が常に吹いているらしい。
その風を山の斜面に埋め込んだパイプで住宅の縁の下に取り入れ、各室の床などから冷気を吹き出させ、最後に屋根妻から逃がして夏季の冷房をしている。
最近観測したら、南の部屋で外気温39℃の時28℃になっていたと案内人が話されていた。 それはすごい![]()
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その上、冷蔵庫など無い時代に作り付け冷蔵庫がこしらえてあった。
冷蔵庫の上にバケツより大きいコンプレッサーが置いてあり、当時の外車1台が買えるぐらいの費用が掛かったようだ。
家中がオール電化になっていたと説明を受けたが、湯沸しだけは薪で、その湯は洗濯場・浴室・台所に給湯されていた。
トイレはもちろん水洗でした。![]()
ガラス障子は隙間風が入らないように工夫されていて、今どきの大工さんでは無理なような仕事が随所に見られた。今から85年前の建物ですよ。
建築屋としては大変良い勉強になりました。![]()
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興味のある方は前もって予約すれば見せていただけます。 www.chochikukyo.com
ピザ窯設計
お客様が‘庭にピザ釜を作りたい’と言われたので、敷地の隅の方に1m角ぐらいの窯を置けたら良いだろうぐらいに考えていた。
しかし、少し調べてゆくと、窯だけを作れば良いと言うわけにはいかないようだ。
先ず、、ピザを作ろうとすれば下ごしらえを何処でするの?とか、生地を何処に置くのとか、どこで食べるのか、洗い物は? 屋根はどうするのか?など考え出したらきりがない。
最近、女房がケガで入院し、その間1人で家事をしたので食事を作る経験をした。 (今更だが)その経験が役に立ったようだ。![]()
単にピザ釜を作るだけではお客様に喜んでいただけないだろう。
窯を作ったら、たくさんの仲間とワイワイ言いながら、楽しくそして美味しくピザを焼けるようにしなければ、おいしいビール
が飲めないでしょ。。。![]()
なんだか自分のピザ窯を作る様で楽しくなった。![]()
どうやら商売を離れて、自分でも窯を作りたくなってきたゾ~。![]()
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ログハウスの耐用年数はどのくらい
お客様からしばしば、「ログハウスて何年ぐらい持つのですか?」と聞かれます。
私は、「メンテナンスをしっかりすれば100年ぐらいは問題ないですよ」と答えています。
今までカナダやフィンランドで100年以上経っているログハウスを見ていますがガタは来ていませんでした。![]()
100年以上前には基礎は自然石を並べた上に直接ログを乗せて建てていました。
当時は全てハンドカットログですが、道具の加減でしょう、現在の様にきれいなノッチではありませんでした。
カナダのログ材はシーダー(杉)でフィンランドはシルバー(立ち枯れして白っぽくなった)パインでした。
多分日本より湿度が低いからかもしれませんが、殆ど腐っていませんでした。![]()
日本で長持ちさすには雨掛かりを少なくするために庇を深くとり、シロアリに食われないように建物周囲の風通しを良くしておけば奈良の正倉院や東寺の宝蔵の校倉造りの様に千年でも持ちますね。![]()
雨漏原因判明
私たち建設業を生業としている者にとって一番厄介な問題は雨漏りである。
単純な切妻屋根なら雨漏りの心配はほとんど無いが、複雑な屋根やら地下室が有る建物は充分に気を付けて施工しなければならない。
勾配のある屋根は陸屋根に比べると漏水の心配は殆ど有りません。 が、屋根が大丈夫でも壁から台風時の横殴り雨には時々悩まされます。
先だっての18号台風で、漏水の連絡が入り、すぐ見に行って多分ココであろうと目ッコを付けていた。 と、やはりここ2日ほどの風雨で予想通りの場所から漏水。
原因が分かればもう怖くはない。 すぐに対策が取れます。![]()
雨漏りの源は漏れている場所のすぐ近くとは限らない。 とんでもない所から漏れている場合が多い。 というより、殆どが思いもよらない所からだ。![]()
若い頃、建物と雨漏りは「フンドシとババの様に切っても切れない中だ!」と、年寄りからよく聞かされたが、最近ではトイレもウォッシュレットが普及したのでこんなキタナイ言い訳は言えなくなった。
最近の住宅は外壁にサイディングを貼って仕上げるので壁からの漏水は少なくなっているが、空気の流通も止められた。
自然吸気が出来ないので強制換気をしなければならない。![]()
私たちが扱うログハウスは強制換気などしなくとも、空気の流通が止まる事はない。
が、時として妻壁に台風などの雨が叩きつけられたりすると、たまに雨の侵入を許す事になる。
ログハウスは雨に弱いと言う事ではありませんが、稀にログ特有の現象(セトリング)に関連して窓やノッチ(ログの交差部)等から雨漏りが起きる事があります。 が、普通の住宅に比べて原因は見つかり易く、対処し易いのでご安心ください。![]()


