『陸王』
池井戸潤氏の最新作です。
内容としては、零細企業である老舗足袋屋がランニングシューズ業界に殴り込む話です。
空飛ぶタイヤや下町ロケットみたいな小さい企業が大企業に喧嘩売る内容にに近いですね。
ただし視点はあくまで足袋屋であり大企業に喧嘩を売るのではなく、ノウハウも全くない状態でいかにいい製品を作るかにスポットが当たっている作品です。
あとは零細企業としてどうしたら生き残っていけるのかを模索してるのも伝わります。
もちろん、例の如く途中で大企業の妨害はありますが…
なんか、小物臭がハンパない相手でしたけど笑
【感想】ネタバレ注意
展開としては
足袋屋このまま大丈夫かな?→よしランニングシューズ作ろう!→怪我してる有名な選手にモニタしてもらおう!→自社のランニングシューズ履いた怪我から復活した選手頑張って!大企業のシューズなんかに負けるな!
って感じです。
思ったのは仲間に恵まれ過ぎてるかなーっと
熱心な銀行の元担当者、スポーツ店店主、シルクレアの特許主、陸上界で有名なシューフィッター、怪我明けの元スター選手、最後の融資手助けしてくれた企業、等
まぁ上以外にもとんでもないことしてくれた人とかもいますけど
そりゃいい製品できますわって感じだったのがね…シルクレア最強説。
今回はビジネスには人脈が大切ですねーって感じでした。まぁそこは間違いないかと!
あと、やはり各プロの方々は自分の立ち位置をよく理解してらっしゃるなーと。
変に肩入れする訳でもなく時には突き放し、時にはアドバイスすることが光ってました。
飯山氏なんて、1番初めの印象最悪なのに熱心でいい人だし、なくてはならないポジションになってましたね…
あとは息子の大地の成長も見られて良かったです。実際に重要な役割担う経験があると変わるんですねー(>_>)
最終的に親父と和解できてたのも良かった。
てか、全体的にみんな有能すぎて…
あとやっぱり銀行は痛い目みるんですね笑
個人的に後釜の担当者はドマイペースなだけであって時には助けてくれたし、あまり嫌いな感じはしませんでしたが…
トータルでみると、ちょっと全体的にあっさりしてるかな?て感じです。いや、面白いんですけど他の名作と比べると…なんか物足りない。。
なんというか駆け引き、ヤバイ感じが終盤ちょろっとあっただけで基本的には順風満帆だったんで…
まぁこういうのも全然ありかというか面白かったんですけどね。
続きは気になる展開には変わりないので、まだ読んでいない人はぜひ(^ ^)
