中学生までは何にもなくただ友達と仲良く順調に学校生活を楽しんでいましたが高校入学後にできた親友だと思っていた人に裏切られたことがきっかけで精神状態がメキメキと弱りました。今は落ち着いていて回復しましたが、あの時、学校に通っていたらもっと自分にとってその場所はよくなかった場所かもしれません。今はとても幸せです。
彼女がとても機嫌が悪い日がありました。
何かがあってきっと機嫌が悪いのだろう。
その日はそう思っていました。
でも次の日になっても2日後、3日後になっても
彼女は機嫌が悪いまま。どうしたの?ときいても
別になんでもない。こういうのです。
2人の仲が悪くなったのを誰がみてもわかる。
そんな感じだったので、担任の先生にも
呼び出されて何かあったのかと聞かれました。
もうその時の自分は全然楽しめずに学校に通って
居たので、先生に呼び出されて事情を話している
うちに涙が溢れかえりました。
あなたは明るいから、他にだって友達が居るじゃない。気にすることはないよ。って先生にも言われましたが、その時は学校自体が全然楽しくなかったので
その言葉に対してなんとも思いませんでした。
その子が自分にとってどれだけ大切だったのか自分以外の人はその価値は知りません。
でもその学校を退学して、精神状態が安定してやっと気がついたのです。
その人にそんな価値を持つ必要なんてないし、
疎遠にされた理由も言ってくれない親友だった人
なんか親友でもなんでもない。気にしていないフリをしていればそのうち本当に気にならなくなる。
そして学校に通えなくなって、次々と色んな人から
LINEがきました。
部活動で一緒に活動していた同級生や先輩。
同級生のそれなりに仲良しの友達たち。
なんとなく毎日顔をあわせるクラスの人。
ほとんどは、心配よりも来なくなった理由が知りたい人だらけ。そんなことに気がつきました。
信頼していた中学の友達は色々と理由を知っていたので、家までかけつけて、あんたのこと楽しませてやるから学校に来いよって泣きながら言ってくれたのです。正直ほんとうに嬉しい言葉だった。
でもあの時の自分は頑固でその子の言ってくれた言葉にたいして、ありがとう。でももう行けないや。そんな気持ちでただいっぱい、いっぱいだったし、あの女と毎日顔をあわせるだけで憂鬱だし、部活に対しても上手くできない自分に嫌気がさしたり、何もかも最悪。そんな気分だったし、ここに居ても全然勉強に集中できないし、部活にも集中できないと思っていました。容量が悪いためキャパオーバーしていました。
大好きだった同級生の野球の彼からもLINEがきていて
不在着信とともに、学校で待ってるからなっていう言葉が添えられていました。 正直、大好きな人からのLINEは嬉しかった。でも理由も言いたくはなかったのでそのLINEには返さずにずっと居ます。
他の人のLINEにもそんな感じで。
こんな事で死にたいとも思った。学校にいけなくなった自分を情けなくも思えた。自分は価値のない人間だからこの世に居なくても誰も困らないとまで感じた。
両親は大変だろう。こんな娘を持ってしまって。
同じ学校に通っていた兄にも大変、迷惑をかけてしまった。お前の妹はなんで学校来なくなったんだ?そんな事もたくさんの人に聞かれたかも知れないが、ペラペラ話す事なく、かわして学校生活を過ごしたんだ。
辛くなってとうとう本当に窓から飛び降りて死んでしまおうか、大けがをして入院しようか、毎日色々と考えた。
ある朝、本当に窓から飛び降りようとしていた自分の事を母はとめた。泣きながら必死に私の体を押さえていた。死ぬ勇気はなかったけれど、生きていても生きている心地がしなかったから、別にどうなってもいいやって思っていた。
多分あの時、母が止めてくれなかったら間違えなく精神状態は悪化していて、普通に死んでいたかもしれない。間違えなく。
母が必死になって自分の身体を押さえつけながら、
あんたが生きてなきゃ母は楽しくないんだ、
先天性の脳の病気があって、あなたよりも命が短いかも知れない妹のために、あなたは生きてほしい。
そんな事を言われてしまったら、死ねないじゃないか。生きて自分の家族や大事な友達、そして将来出会う素敵な人のために自分は生きて、その人たちを幸せにしてあげなきゃいけないと思いました。