今日からとうとう始まりました。



ラマダン



ご存知の方も多いと思いますが、ラマダンとはイスラム教の断食月。

期間は約1ヶ月。

日の出から日没までは飲食は一切厳禁。水を一口飲むのもダメ!

日没(だいたい18時)からみんな飲み食い開始(もちろんお酒は飲みません)。

日没後にいただく食事はイフタールと呼ばれ、数々のご馳走が並ぶ。

それをみんなで夜中まで食べ続けるそうな。つまり、宴会ですな。

毎日、毎日、1ヶ月間、宴会が繰り広げられる。

なので、ラマダンの時期は太る人が多いそう。



朝から、緊張気味の私。人生で2回目のラマダン。

(と、言ってもイスラムでない私はまったく関係ないんだけど。)

イスラムではない外国人は断食をする必要がない。

でも飲みたい水を我慢している人の前で、ごくごく飲むわけにはいかない。

じゃあ、喉がかわいたらどうするか?

はい、隠れて飲みます。


去年のラマダンの時期に日本から友達が遊びに来てくれたときのことである。

道に迷い、40度以上の気温の中30分もさまよった。

喉はからから。

タクシーもつかまらない。

口の中に水分が一滴もない。照りつける太陽。

ふらふらになりながらなんとかタクシーを拾い、モールへ!!


「み、み、みずぅ」


水を購入したものの、どこで飲むか。

あそこしかない。この水が飲める場所はただひとつ。

そう、それは・・・・

女子トイレ

友人と駆け込み、それぞれの個室へ。


「ごくごくごくごくごくごく。」


生き返ることができました。


今ではこれも友人との笑い話。


この経験から学んだこと。

気温40度の国では、水をいつでも携帯しましょう!!