どんなに言葉を尽くしても
歴然として埋められない時間達がそこに在る



足を踏み出しかけて
躊躇う
いつもの舗道が違う街にきたようで



雪がまだ降っている様に見えるの
沢山の花びらが
少しずつ時間を戻そうとするように
もしくは全てを過去に流す様に
逆巻いては流れ去ってゆく



ただ貴方に会いたくなる






幾千もの光と虹色に輝く大地


私の魂を離れて


あなたは遠く旅立っていったけれど


祈っている


辿り着く先々でもどうか無事で







遠き光よ



鮮やかに散る 雨の飛沫のような感情よ



この柔らかな球体の中で



解放を望んでいる



記憶の隅で 揺らめく景



腕を伸ばす



遠き光よ