先日、ある有名な声優さんが
自身の公式サイトで
ファンに向けての注意喚起をした
というネットニュースを見つけて
 
 
好きな声優さんでしたので
公式サイトを見て来ました
 
 
その時、嫌な予感がしました
 
 
これがまた火種になるかも…
 
 
ツイ垢を持っていないので
ファンアートの件でざわざわしている
詳しい状況はよくわかりませんが
 
 
羽生結弦選手の絵を描いている
ある絵師様の絵が見れなくなって…
ファンアートの是非が
また問われているようでした

 
ネットニュースとなった件と
今回のツイのざわつきに
因果関係があるかはわかりませんが
タイミングは合っていたように思います
 
 
声優 M さんの公式サイトでは
「応援してくださる皆様へのお願い」
と言う形でしたが
 
 
出入り待ち
二次創作
SNSへの投稿
チケットの譲渡・転売
 
 
ファンの行動に関しての様々な
規制が細かく書かれていて
 
 
そして
二次創作や動画などに関しては
 
 
非営利目的かつ
制作者個人でのみ利用し、
お楽しみいただく場合に限り
許容しております。
 
 
と、なっていました
 
 
私情を挟まずに言うのなら
とても明確な線引きだと思います
 
 
そして、これを読んだ時
これだけきっちりと
表明したと言うことは
 
よほどのことがあったんだな…
 
そう感じました
 
 
 
アイドル的な声優として
声もビジュアルも商品となっている
ご本人と権利を守るために
 
 
グレーゾーンと思われるもの
その全てを黒にしなければならない
言っておかなければならないほどの
状況や出来事があったのでしょう
 
 
どの世界でも
エスカレートしていくのは
ファンの側
 

その一部のファンによる
過度な行動や論争
 

そこからは何も生まれない
 

規制が増えるだけ…
 



私情を挟んで
言わせていただけるのなら
 

画一的で変化のない
私的につまらないと感じる
白一色の世界が残るだけだと思います
 
 


昨年10月に実演家を引退した
町田樹さん

昨年末に出版された本に
 
ファンアートの地平ー
-町田樹に贈るアートの花束

という読者投稿企画があったそうです
 
 
この企画を知った時に
町田さんとファンアート作家の方々との信頼と愛情を感じて
 

表現者同士が交わす
言葉を使わない会話

 
なんて素敵なアイデア!
なんて自由で美しい世界!
 

町田さんのファンというより
観客の一人だった私ですが
この企画にも
スタオベを送りたいと思いました


表現を大切にする
真の表現者なのだと…
 
 


ファンアートの是非
 
ファンアートも
製作者本人の手元にあるときは
何の問題もないはずです
 
 
表現に規制はありません
あってはいけません
 
 
大好きなものを描きたい
 
その想いで描いた作品が
そもそもグレーだなんて
そんなことは
 

絶対に無い
 

表現したいという想いで
生まれる作品
 
そのファンアートが
グレーゾーンになる原因は
 
「 SNS 」
 
無限に広がっている
この広くて深い世界なのだと思います 
 
 

自分が今書いているこの言葉も
誰の元へ届くかわかりません
 
この文章を読んで違うと感じて
不快と感じる方がいるかもしれない
 
そう感じたのなら
直ぐに画面を閉じてください
 
これ以上読まないでください
 
権利は読む側にあります
 
読みたくないものは読まない
見たくないものは見ない
 

SNSは選択できるのです
 
 
違うと感じる行動や考え方に
私から出向いて
意見を言う気はありません
 
私は私の想いを
ここに書いておくだけです
 
 



美しいものを見たとき
心を動かされたとき
 
その美しさを
その感情を
 
ペンを持つものは
言葉で綴り
 
絵を描くものは
線や色に想いを込める
 


感じたことを自分なりの表現で
伝えようとする
 


言葉も絵も
 
想いや夢を
ただカタチにしているだけ
 


その目に見えるようにした
 
想いのカタチ


 
読むことができるからこそ
見ることができるからこそ
 
知ることができる
 


自分一人では感じ取れなかった
多彩な感性を
 


感受性豊かな方々の作品から
感じ取ることができるのです
 





絵師様をはじめとする
表現者の方々に
尊敬と感謝を込めて…


あひくま 🍀