我が家の太めくんは、毎日剣道を頑張っています。
親は毎回の稽古を必ず見るようにしています。

先日も書いた通り、得意技を捨て、猪突猛進をやめ、高学年に向けて改革中です。

そうなると、以前できていたものが、なぜかできなくなったり、疎かになっていたことに気づきます。

当然、先生に怒られます。
なぜ出来ないんだ!と。

そして先日は稽古で散々転がされ、ついに袴に穴が開きました…
ジャージ素材の袴なので、擦れると溶けて穴が空くんですね。

我が家は先生の指導に対して厳しすぎる!とか優しすぎる!とは思わないのですが、転がすことの先に何を求めているのか?は気になります。

厳しく追い込みをかけて、転んだり竹刀を飛ばされたり、拾いに行っている時にも打たれたり…
そうすることで何を学ばせたいのか?何を身につけさせたいのか?と言うことです。

全ての先生がそうするわけではないし、弱い気持ちを叩き直すというのなら、そうなんだと思いますが、厳しさってこういうことなのかな?と思う時もあります。

基本に忠実にやらない。
声を出さない。
キビキビ動かない。
返事をしない。
挨拶をしない。
集中しない。
手を抜く。
周りの人たちに敬意を払わない。

これは我が家では御法度となっています。
稽古中にどれか一つでも疎かにしたらスクワットをすることになっています。

子どもは理由を説明すれば必ず理解します。
逆に、理由がわからないままやらされても、一向に自分のものになりません。
昔はそれでも良かったのかもしれませんが、今は学校でも理由を説明するようになっているので、子どもにとって理由の説明は当たり前のことなのです。

今日、なんでこんなに転がされたんだろう?と聞かれた時に、きちんと答えてあげられるように、親も真剣に稽古の見学です!